残念なことに男女差別は日本のみならず、世界の共通事項です。そのため、ただでさえ孤独な中間管理職の方にとって、女性であることは更なる負担となりかねません。
そこで今回は、女性が中間管理職として活躍するための、3つのポイントをご紹介。中間管理職として活躍する女性の共通点を解説しようと思います。
ポイント1:社内コミュニケーションを得意にする
中間管理職として活躍する女性の多くは、社内コミュニケーションを重視しています。
中間管理職は元々上下の軋轢に悩まされ孤立を深めやすい役職。「孤独を不安と感じやすい女性」にとっては、男性よりも大きな負担を強いられます。
しかし、「デキる女性」は女性ならではの能力を活かして、積極的に社内コミュニケーションを取っています。
特に上下関係を重視する男性と比べて、女性は「上に対する意識」がフラット。
そんな女性の特性を活かし、上下を繋ぐ「潤滑油」の役割を目指してみては如何でしょうか。企業は貴方を「手放したくない!」と考えるハズです。
ポイント2:女性に理解のある企業へ転職
昨今は女性の社会進出に伴い、出産や育児によるキャリア断然に配慮した企業も増えています。
中間管理職として積んだキャリアを手放したくない方は、こうした女性に理解のある企業への転職を目指してみては如何でしょうか。
転職活動を通じて企業に「必要だ!」と認識されれば、採用まで優位に進めることができるでしょう。
逆に一旦キャリアを手放してしまうと、思い描くキャリアパスをたどるのは中々難しいのが現実です。
ポイント3:感情をマネジメントする
一般的に、女性は感情豊かと言われています。
しかし、中間管理職にとって、感情豊かであることは必ずしもプラスに作用するとは限りません。
そのため、中間管理職として活躍する女性の多くは、意識的に「感情をマネジメント」する傾向にあると言われています。
「感情をマネジメント!」と言われても、少しわかりにくいですよね。ですが、これはご自身の経験に置き換えるとわかりやすいかと思います。
例えば、感情豊かで多彩な表情をする友人がいたとします。
こうした人物が笑顔の時は話しかけやすいものですが…ムスッとしている時はあまり声をかける気になりませんよね。
実は会社の人間関係もこれと同じことが言えます。
中間管理職である貴方が感情をそのまま出していると…部下は「話しかけにくいな」と感じます。
すると、進んで受けるべき献策や助言を逃してしまい、結果としてチャンスを逸してしまう可能性も。これは中間管理職として大きな損失です。
デキる女性の多くは、この感情マネジメントが非常に得意。部下がいつでも話しかけられるような、素敵な女性であり続けています。