メリット・デメリットで選ぶ!転職方法5つのツール

転職をする際、皆さんはどのような方法を使って転職するでしょうか。
実際、どのような方法があり、どのツールが自分に合っているのか、転職活動を始めてみないとわからない人が多いかと思う。
今回は5つの転職方法をツール別にまとめ、それぞれのメリット・デメリットも紹介しよう。
ご自身はどのツールが一番フィットするのか、イメージしながら是非転職活動のお役に立てて頂けたらと思う。

1.転職の王道。ハローワーク

ご存じハーローワーク。厚生労働省からの指示を受け、都道府県労働局が地域の産業・雇用失業情勢に応じた雇用対策を展開。ハローワークはその窓口となっている。
意外に隠れた案件があるかもしれないので、使う価値はまだまだあります。
全国の所在地にこんなにもある求職者別ハローワークのサービス色々。(全て無料)

メリット:
•地域密着の求人が多く、隠れた良質の案件も多くある
•退職している場合、失業手当ももらえ、スキルアップできるクラスなども受講できるケースもある
•就職した場合お祝い金がもらえるケースがある。
•WEBで仕事検索もでき、進化してきている。

デメリット:
•昔ながらの転職活動で、コンピューターの使用に順番を待ったりする。
•担当の人と話しても企業の情報は限られている。
•所在地に足を運ぶ場合、場所によっては混んでいて情報収集や手続きに時間がかかるケースもあり、まだまだアナログな印象。

2.隙間時間に簡単チェック。公開型一般転職サイト

リクナビやDODAなど皆さんご存知の公開型求人サイトです。
ご自身で各求人サイトに掲載されている求人情報を自分でエントリーします。
ほとんどの皆様は登録済みではないでしょうか。

メリット:
•最新の求人情報を確認できる。
•企業情報などの詳細も詳しく記載されている。
•サイトから直接応募する事ができる。
•転職活動の第一段階のステップとして業界や職種、進め方など情報取集ができる。

デメリット:
•大衆向きの為、人気企業や職種でのエントリーが殺到する。
•大量採用に使用されるケースが多い。
•基本的には自分で探して応募するだけで、サポート等はない。
•ありきたりな求人情報が多く、ニッチな案件、非公開案件には出会いにくい。

3.企業の声がダイレクトに届く。企業WEB・SNSの募集欄

こちらも近年企業側が自社のウェブやインスタグラム、フェイスブックを利用し、募集欄に力を入れているツールの一つ。その背景に、自社で優秀な人材の発掘と獲得をし、また採用にかかる費用の削減をする為、自社でリクルーターを採用する傾向にもなっています。

メリット:
•企業側とダイレクトにやり取りができる。
•気になる企業とコネクトしていれば、常に最新の情報が入手できる。
•Linked In・Facebook・Twitter・Instagramと発信の場が広がり、企業の存在が身近になった。

デメリット:
•転職エージェントを通さないので、自分で自分を売り込まなければならない。
•給与の交渉などしにくい。
•企業の人事担当者が忙しい為、応募者の見落としなどで応募しても永遠に連絡がこないケースがある。
•転職素人が最初に企業にエントリーしすぎると、後々転職エージェントを介して応募する時、再度の応募ができにくくなる。

4.非公開案件ぞくぞく。転職サポートのパートナー転職エージェント

人材紹介型・非公開求人が多い。
転職エージェントの規模も大企業から中小、個人と様々。在籍コンサルタントも業界のプロフェッショナルが活躍している。
近年このスタイルでの転職活動をされる方が一般化しています。

メリット:
•採用企業側の業務効率化や質の高い求人情報が多い。
•一般公開されてない非公開求人情報がある。
•無料でコンサルティング、適職アドバイスや、職暦書の書き方、面接日の調整など転職サポートをしてくれる。
•持っている企業案件の情報に詳しい。
•企業側も最初に転職エージェントに求人を出す事が多いので、最も早く求人情報を得られる可能性が高い。

デメリット:
•コンサルタントによって持っている案件の量や質、情報量が違っていたり、コンサルタント自身の質も様々。
•経験の浅いコンサルタントもいるので、自分に合ったコンサルタントに出会う必要がある。
•転職エージェント会社も増えてきて、選ぶのに時間がかかるケースがある。

5.ダイレクトに売り込めるチャンス!友人・知人からの紹介

知り合いに紹介してもらうのも有効的です。是非周りの友人・知人に募集をしていないか聞いてみましょう。あからさまに転職活動をしてる事を話すと、いつどこで現職の上司などの耳に入ってしまうかわからないので、“良い話があれば”程度に留めてリサーチする方がいいだろう。普段から他社情報を収集する事も重要だ。タイミングよく自分の行きたい企業や職種に直接応募できるチャンスだ。

メリット:
•企業内部にしかない案件がある可能性が多い。
•企業内部の情報を直接聞き出す事ができる。
•話が進めばプロセスは早い。
•転職エージェントなど第三者を挟まなくてもいい。(直接やり取りしたい人は有効だ)

デメリット:
•全てのプロセスを直接自分でしなければいけない。
•転職エージェントのように第三者を挟まないためプロセスに時間がかかるケースが多い。
•紹介してくれた人の顔もあるので断りにくかったり、給与などの交渉がしにくい。
•結局企業も自社の社員や転職エージェント経由で上がってくる候補者と比較検討している為、紹介だからと言って話が進む訳ではない。

自分のタイプ、パターンを認識し、適性に合った方法を探そう!

どれを使うかは皆様次第ですが、それぞれのツールで数多くの求人情報、マーケット情報を得る事ができる。
出来るだけ数多く平行して使用してみてはいかがだろうか。
既にご存知の方もいらっしゃるかと思うが、私は転職組だ。過去、私自身が転職活動をしていた時、一番面倒くさかった事はハローワークや転職エージェントなどのオフィスに出向く事だった。在籍企業での業務も忙しく、仕事を抜け出せない事の方が多かった。正直そんな状況だったら、例え応募企業側から面接の依頼がきても、仕事を抜け出して面接に行けないだろう。そんな事だったら転職できない!と言う事です。

仕事を辞めて転職活動に専念する選択肢も取った。仕事を辞めてまで。。。とお思いの方もいらっしゃるかと思う。もちろん皆さんの年齢や転職への本気度にもよる選択肢だと思う。
幸い、昨今はインターネットで全て情報収集ができる時代になったから、空いている隙間時間で転職活動をスタートさせる事が可能だ。
しかし、情報だけではやはり準備不足となる。実際ハローワークにしても、転職エージェントにしても、オフィスへ出向き生の声を聴くことは重要だ。知人の紹介にしても、会う時間を作り情報収集をしなければならない。そうして、膨大な情報の中から自分に合わないものは削ぎ落し、絞り込む作業を最初に行う事は後の転職活動の質に大いに左右するのではないだろうか。

私がまだまだ自身の転職活動をしていた素人の時、主に使用していたのはハローワークと公開型一般転職だ。お恥ずかしながら当時は転職エージェントの存在すら知らなかった。
徐々に情報量を増やし、転職エージェントを使用。自分にあったスタイルがわかるようになってからは、転職活動のスピードは変化した。
私はとにかく訪問タイプだった。登録し、ハローワークや転職エージェント、知人と会うなど時間を作っては出向き、話を聞く作業を行っていた。また性格上、一つの事に集中して取り組みたい為、仕事をしながらの転職活動は現職のパフォーマンスに支障をきたした。そこで仕事を辞め、転職活動に集中していた時期もたびたびあった。(しかし辞めてしまうと離職期間が職務経歴書に残る為、よっぽどではない限り辞めて転職活動するのはお勧めしないのでご注意頂きたい。)

転職方法例:

転職活動の時間に余裕がある
情報収集だけしたい
上記2、3、5
•WEBで登録できるものから登録
•知人からの情報も集める
•時間ができればさらに1、4も並行させる
転職活動の時間に余裕がない 上記1、4
•転職エージェントやハローワークなどにコンタクト。今あるホットな案件や自分に合った案件をいち早くリサーチしてくれる。

皆さんも是非ご自身のスタイルを見つけ出し、転職を成功させて欲しい。

Talisman編集部

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