エンジニアにおすすめ厳選12ツール!エンジニアを目指す人の武器にも

エンジニアとして活躍していくために、作業効率を上げて業務をスピーディにこなしていくことが重要です。効率化するポイントのひとつに「ツール」を巧みに使いこなすということがあります。
とはいえ、膨大な数のツールがひしめいていて、どれを選んだらいいかわからないという声もよく聞かれます。
この記事では現役エンジニアの評価を意識して、用途別に合計12ツール厳選しました。現職のエンジニアで使えるツールに出会っていないみなさん、エンジニアへの転職を目指しているみなさんに、ぜひおすすめします。

それ次第で業務効率が変わる必需品!エディタ3選

エディタはまさにエンジニアの必須ツールで、自分に合うものを使っているか、良質なものを使っているかで作業効率は大きく変わるといわれています。
現役エンジニアが推奨しているエディタを3選紹介しましょう。

Visual Studio Code:多くのエンジニアが愛用するエディタ

マイクロソフト社が開発したVisual Studio Codeは、高性能なソースコードエディタです。もちろん、WindowsだけではなくMac OS、Linux上でも動作する、無料で使える高性能ツールです。
あなた好みの配色に画面をカスタマイズできる細かい設定などもできます。デバッグ機能やハイライト機能、自動補完システムが搭載されているうえに、プログラミング言語も多くの種類に対応しています。
そのほか拡張機能も豊富で、多くのユーザから定番エディタとして親しまれ、信頼されています。
Visual Studio Code:https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/

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Atom:オープンソースで機能満載のフリーエディタ

GitHubによって開発されたテキストエディタAtomは、比較的新しくてかつ無料です。デザインも美しくて使いやすく、オープンソースなので、有益なツールです。
小規模なプロジェクトや、簡易プログラムのエディタとしてAtomはとても優れたツールです。とりわけMarkdownのプレビュー機能は優れています。Markdownで書いたメモなどをプレビューからリアルタイムで見ることができます。
Readmeファイルをはじめ、さまざまな文書の作成にとても役立ちますが、意外と歴史は浅く、2015年にリリースされた比較的新しいエディタです。
予測機能やプレビュー機能のほかに、パッケージと呼ばれる拡張機能を目的にあわせて追加すれば、どんどん自由にカスタマイズできるのが魅力です。
主要な言語である「JavaScript」「PHP」「Ruby」などにも対応し、無料で使えることから今やエンジニアが使うエディタの人気定番となっています。
Atom:https://atom.io/

Evernote:広く使われている定番中の定番エディタ

膨大な量の情報処理がつきもののエンジニアの仕事には、新しいテクノロジーに、キーボードのショートカット、ソフトウェアの要件など覚えるべきことがたくさんあります。
人間が記憶できる情報量には限界がありますが、こうしたときに外部記憶装置のように助けになるのがEvernoteです。
学んだことやキーボードのショートカット、コマンドなどキープしておきたい情報を何でもかんでもEvernoteに保存しておくだけでOKです。無料利用枠を利用すれば、ある程度使えます。
稼働中のプロジェクトのメモ、新しいテクノロジー、ネットニュースなどを観ていて見つけた情報や、友人から聞いて得た情報などをメモっておけば、いつでも読み返すことができます。
また、Evernoteはクラウド上で利用できるので、いつでもどこでも情報にアクセスできます。誰かと情報を共有するときにもとても重宝します。テキストだけでなく画像などのデータ保存もできて、柔軟な使い方ができるおすすめツールです。
Evernote:https://evernote.com/intl/jp

これで進捗状況の把握をサポート!タスク管理ツール3選

エンジニアの仕事には納期がつきものです。納品スケジュールや進捗状況を管理できるツールがあると心強いでしょう。
ここでは進捗状況を把握するのに役立つ、タスク管理ツールを2選紹介します。

Trello:小規模プロジェクトの管理ならコレ!

Trelloは基本的には無料で使えるにも関わらず、軽いけれどポイントを押さえたタスク・プロジェクト管理ツールです。クラウド上で利用できて、iOSやAndroidなどのスマートフォンのアプリにも対応しています。
スケジュールを管理する方式はカードを並べるやり方です。縦方向にリスト(swim lane:水泳のレーンに似ているため)を並べ、その上にカードを並べるだけです。
この方法は理解しやすくて、広く使われています。ネット検索するとTrelloの使い方や活用法の情報が豊富に得られるのもメリットです。
スペックを上げたい人には有料プランがあります。ツールの人気度は高く、世界的にも有名な定番的スケジュール管理ツールともいえます。
レイアウト変更機能やエクセル、Gmailとの連携機能など、Chromeの拡張機能を使ってさまざまなカスタマイズが可能です。
チームで取り組むような大規模プロジェクトには、Jiraのような重厚な管理ツールが使われますが、個人で引き受ける小規模プロジェクトの管理および学習スケジュールの管理には軽いTrelloが適しています。
Trello: https://trello.com/ja

Brabio!:進捗状況を「見える化」!動作もサクサク

Brabio!はガントチャートを作成・管理できる工程管理ツールです。5人までなら無料で使えて、利用者の上限に応じて有料プランも選べます。
簡単にチャートが作成できて、ユーザー同士で共有することもできるガントチャート機能はもちろんのこと、業務の進捗を「見える化」してくれる「プロジェクト横断ビュー」という機能がすこぶる便利で、動作も軽くて使いやすいのです。
国産のツールとしては有名で、主な機能はファイル共有・プロジェクト管理・スレッド更新のメール通知など、必要最低限のものはすべて揃っています。
視覚的にも分かりやすいので、プロジェクト間で情報を共有し管理できる、使える管理ツールです。
Brabio!:https://brabio.jp/

Redmine:世界が認めるクラウド型管理ツール

Redmineは世界的に認知されている、プロジェクト管理ツールとして多くのエンジニアに知られています。クラウド型の管理ツールで自由度も高く、ブラウザで登録することで、ガントチャートやロードマップを簡単に作ることができます。
管理者権限を利用してWikipediaの作成も行えます。新しい製品を作る場合などで役に立つことでしょう。
無料ですべての機能を利用することが可能でが、エンジニア向けの管理ツールなので視覚情報だけでは管理が難しい場合もあります。デモサイトなどで使い勝手を試してみてもよいかもしれません。
Redmine:http://www.redmine.org/projects/redmine

開発業務を大いに背中を押してくれる!開発系ツール3選

エンジニアの本分である開発の仕事の、背中を力強く押してくれる開発系ツールを紹介します。

GitHub:多くの開発者が支持するプラットフォーム

GitHubは多くのエンジニアが利用する、共同開発には欠かせないGitを利用したソースコード管理ツールです。
簡単なバグ管理機能や公開済みのソースコードの閲覧、SNSなど多彩な機能が備わっています。ソースコードを複数の担当者で共有できるので、快適に共同開発を進めることができます。
情報を共有するだけではありません。プロジェクトの課題管理やコードレビューなど、チーム作業を円滑に進めるために有効な機能が多く備わっています。開発の現場では欠かせない存在といえるでしょう。
ショートカットキーも充実しており、データを簡単に表形式にて表示できたりなど、ユーザーにとっても痒いところに手が届くような便利な仕様が充実しているのも、多くのエンジニアからの絶大な支持の理由でしょう
GitHub:https://github.co.jp/

iTerm2:開発作業の効率を根こそぎアップ!

iTerm2はMacで利用できるコマンドラインツールで、Macのターミナルよりも多機能であると評判です。複数タブで同じコマンドを実行できるブロードキャストコマンドも行えます。
ターミナル画面を縦横に分割表示することが可能で、複数のタスクを管理するのに有効です。分割したターミナルへの移動はマウスの操作以外にも、ショートカットキーの利用でも可能です。
iTerm2はMacOS Xのフルスクリーンモードに対応しており、設定を行うことによって作業効率を高められます。
オートコンプリート機能も備わっていて、iTerm2に予測入力を行わせることができます。また、入力補完機能として、過去の履歴を表示させる機能もついています。
iTerm2:https://www.iterm2.com/

npm-scripts:学習コストがゼロ?プラグインなしでサクサク実行

npm-scripts はNode.jsで開発を行う際の自動化ツールです。Node.jsをインストールする際に付属するnpm(Node Package Manager)の機能です。タスクランナーを使わなくても、同等の環境を構築できるツールといえるでしょう。
GulpやGruntなどのタスクランナーで実行するよりもシンプルな構成であるだけでなく、処理速度が速いという特長があります。また、ほかのタスクランナーとは違って学習コストも不要です。そのうえ、プラグインを介さずに実行できます。
package.jsonファイルに記述可能なシェルスクリプトのコマンドを設定することが可能です。記述において冗長さを避けて、ミスが少なく簡潔なコードを書くために用いられます。
package.jsonというプラグイン設定ファイルの中にあるscriptsというフィールドに、シェルスクリプトのエイリアスコマンドを登録できます。それによって、package.jsonだけで設定と処理を完結できるものです。
npm-scripts:https://www.npmjs.com/

エンジニアにおすすめ、作業に役立つ便利ツール3選!

最後に、エンジニアのさまざまな作業において、あると非常に役に立つ便利ツールを厳選しました。

SIP:気になる色をそのまま取り込もう

Sipは使えるカラーピッカーです。Webサイト上のどこからでも色を取ってくることが可能で豊富色の中から選べるので、フロントエンドの開発などで役に立ちます。
RGBやHEXコード(16進数)などの潤沢なカラーコードからワンクリックでコピーできます。
さらに優れているのは、取得した色をさまざまなカラーコードに変換することができることです。Android用のRGB、Java RGB 、CSSHexなどの形式のカラーコードに変更し、簡単にコピーもできます。
SIP:http://sipapp.io/

Code Climate:コードを点数化して「気づき」を与えるツール

コードの自動解析ツールであるCode Climateは、コードがどれだけ読みやすいかを点数化してくれます。あなたの作成したコードについて、コードの重複、セキュリティ、複雑性など多くの項目ごとに評価を出してくれます。
JavaScript、Ruby、PHP、Pythonなどの言語に対応していて、チームのプロジェクトや個人で作ったコードのクオリティについて、客観的な意見を知ることができるのです。
通常、コードを改良するときには、エンジニアとしての勘が役に立つこともあるかもしれません。しかし、テストでエラーが検出された場合など、改良すべき点がたくさんあると何から手をつけたらよいのか分からなくなりがちです。
そういうときにCode Climateを使えば、最適なスタート箇所を示唆してくれます。
コードのクオリティを一定水準以上に保つことは、あとから修正や変更をするときにやりやすくなるため、チームで開発を進めていくなら欠かせない課題です。
利用料金はやや高額ですが、UIが優れていて非常に使いやすく、導入も簡単に済むので、多くのエンジニアおよび制作会社で利用されている定番ツールです。
Code Climate:https://codeclimate.com/

IFTTT:あれもこれも連携してあなたの世界を自動化!

IFTTTを使用すると、あなたの仕事やその周辺はもっと自動化できます。お気に入りのデバイスやアプリをIFTTT(If This Then That)でつないでみましょう。
IFTTTの技術は、メール、通知、更新情報などを連携させることができます。たとえば、デバイスやアプリを「条件」と「結果」でつなぐことができます。
たとえば、室内がある一定の温度に達したときにエアコンを入れたり、重要なミーティングが始まる前に、SMSのアラート送信をしたりというように使えます。
Gmailにメールが届くと、slackに通知が飛ぶような使い方もできます。IoT(Internet of Things)のデバイスをインターネットとつなぐことも可能です。
Google Homeと連動して別のアプリと連携することもできます。使い方次第で強力な便利ツールになりえるでしょう。
IFTTT:https://ifttt.com/

まとめ

現役エンジニアがこぞって使っているツールを「エディタ」「タスク管理ツール」「開発系ツール」「便利なお役立ちツール」の4つの用途に分けて、それぞれの人気ツールを3選ずつ、合計12選を紹介しました。
それぞれ持ち味があって、いずれも多くのエンジニアの支持を集めているツールです。エンジニアへの転職を目指すみなさんは、ここで紹介したものの中で気になるツールを、ぜひチェックしてみてください。

Talisman編集部

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