【第二新卒から40代まで対象】転職志望者におすすめしたい本17冊

転職を成功させるには、転職先の決め方や面接対策や試験対策などが必要ですよね。しかしそれらにはさまざまな心構えや注意点だけでなく、ノウハウやマニュアルがあります。身近にアドバイスをしてくれる人がいればよいのですが、なかなかそうもいきません。そんなときには転職に関する本が、あなたをサポートしてくれます。

今回の記事では転職志望者に向けて、いろいろな角度からのおすすめ本を5つの切り口に分けて厳選し、合計17冊を紹介しましょう

転職志望者にとっての転職本の意味と価値

ひと昔前と転職が決して特別なものではなくなった近年において、ネットや紙媒体、テレビや口コミなどさまざまな情報があふれています。ただし、その情報は個々の転職志望者にとって、どれもが有益とは限りません。情報の取捨選択も必要です。

そんな中で、転職本は生きた情報や何らかのヒントが得られる可能性があります。あなたが切実に知りたい内容(例えば自分に向いている仕事の選び方など)について書かれていたり、あなたが迷ったり悩んだりしている課題について書かれているのであれば、それを解消する糸口になるかもしれません。

示唆を与えてくれる本であれば常に手元に携えて、折に触れて繰り返し読み、咀嚼することができます。再読や三読をすることで、新たな発見を得ることもあるでしょう。状況が異なる転職志望者のみなさんにとって有益と思われる本を、以下の5つの切り口で厳選しました。

  1. 第二新卒および20代転職志望者におすすめの本
  2. 30代の転職志望者におすすめの本
  3. 40代の転職志望者におすすめの本
  4. 転職での自己ブランディングに役立つ本
  5. 転職活動のマニュアル本

もちろん、これですべてを網羅できるわけではありませんが、あなたが掘り下げたいことを学ぶための機会となるかもしれません。

第二新卒および20代転職志望者におすすめの本

まずは、第二新卒を含む20代の若い転職志望者にとって役に立ちそうな本を4冊紹介します。

  • 科学的な適職
  • このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
  • 3年後、転職する人、起業する人、会社に残る人
  • 適職の結論

それぞれの本の内容を見ていきましょう。

科学的な適職

この本はキャリアの多様化が進む現代において、あなたにとっての「適職」を「マトリックス分析」やバイアスを取り除く方法を使いながら、冷静に割り出していく方法が書かれています。転職という人生の大きな岐路で役立つ、意思決定の技術が紐解かれている本です。

適職に出会えれば、充実したビジネスライフが過ごせるでしょう。向いている仕事であればよくはかどり、余裕を持ちながら取り組めます。それにより自信も育まれ、仕事がさらに楽しくなるでしょう。しかしながら現実的には、多くの人が自分に向いている仕事に出会えていません。

本書は60本以上の海外論文を適宜引用しつつ科学的根拠にもとづいたアプローチで、あなたにとっての幸福度を最大化する可能性が高い「適職」を探す方法を教えます。 転職活動の方向性を決めるきっかけになる内容なので、1冊目に手にとると良いでしょう。現職が適職とは思えず悶々としている人や、転職によって人生の幸福度を高めたい人におすすめします。
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このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

この本は、いつでも悠然と転職できる状態になるための思考法を解説した、転職の鉄板本です。

働く中でのさまざまな迷いや不安を解決するためのアプローチが、小説のようなストーリー形式にて示されます。転職すべきタイミングや転職先を決める上で年収より大事なもの、企業組織の出世構造や自分の市場価値の高め方ほか、多くのことが学べるでしょう。

勤め先が倒産しても動じずに生きていける人とそうでない人の違いは、日頃からマーケットを見て働くか、上司を見て働くかであるなどの、示唆に富む考え方が豊富に散りばめられた珠玉の一冊です。仕事を持っているすべての人にとって、参考になる内容だといえるでしょう。表題のように、現状の職場にこのままいてもよいのだろうかと考えたことがある人には、ぜひおすすめします。
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3年後、転職する人、起業する人、会社に残る人

この本はあなたが転職を考える際に、転職以外に起業やその職場でキャリアを構築するなどの選択肢も含めて本当に適切な判断をするための材料となります。本書ではどれが正解でどれが間違いかを端的に指摘するのではなく、冷静に他の選択肢が持つ可能性も見極めた上で判断する技術を教えています。

そもそも著者がヘッドハンターとして、数千人もの転職希望者と関わってきました。その中には、転職して順境でキャリアを築いた人、逆境に陥った人、起業して開花した人、職場に留まり出世した人など、辿った進路はさまざま。多くの成功と失敗をまざまざと見てきた著者だからこそ、転職希望者の課題に適切なヒントが与えられるでしょう。

転職だけを後押しするのではなく、起業という選択肢や職場に留まって戦略的にキャリアを構築する方向性なども含め、全方位的に考えることを教える本は貴重です。進路選択のキーポイントは、専門性やスキルやもちろんとして、人間関係が重要となることにも言及されており、今転職すべきかどうかを悩む人にとって示唆に富む内容となっています。

転職しようか迷っている人や、今後のキャリアビジョンが描けずに悩んでいる人には、特におすすめです。もし、結果的に転職以外の結論に至った場合も、読んだ意義を感じられる一冊となるに違いありません。
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適職の結論

この本はそれぞれの人が、自分の生き方や性格に合う適職の見つけ方が説かれています。現職でどのように成長していくか、どうやってキャリアアップできる転職を実現するのかなどが、がわかりやすくまとめられている一冊です。具体的には、「そもそも自分がしたいことは何なのか?」「今の職場でずっと働き続けるのか、それとも転職か?」「自分に合う仕事をどうやって選ぶのか?」などが説得力を持って語られています。

著者は今でこそ、転職や就活を解説するキャリア系YouTuberとして人気を集めていますが、かつては外資系IT企業で、目覚ましい活躍をしてきました。自分自身の「強みの六角形」を明らかにして、「何をどれだけ」追いかけるかなどの、成長する仕事の仕方を示唆する内容となっています。

この本は適職の最適解について、すでに誰もが持っているという視点が理論展開の出発点です。自分の価値観を深堀りすることによって本当の強みを見つけ出す方法が、この本で学べます。
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30代の転職志望者におすすめの本

次に、30代の転職志望者の背中を押してくれるおすすめ本を4冊紹介します。

  • 転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方
  • 年収が上がる転職 下がる転職
  • 35歳からの「人生を変える」転職
  • 未来に先回りする思考法

それぞれの、おおまかな内容を見てきましょう。

転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方

この本は、著者の実体験をベースに「給料はもらうものではなく稼ぐもの」という考え方にもとづいたキャリア構築の考え方が説かれています。

著者が新卒で地方のホームセンターを営む起業に入社し、当初の年収240万から転職と副業を通じて年収4,000万に至るまでのストーリーがベースとなる内容です。著者は本書を通じて、転職して年収をアップしたり、人材価値を高めたり、副収入を手に入れたり、老後資金の不安を減らしたりするための、ひとつのロールモデルを提示しています。

今の時代は、企業が社員のキャリアを保証しません。自分を守るのは自分にほかならない です。そして著者が年収アップを実現したノウハウや、副業で目覚ましい成果を上げたメソッドは、誰もが取り組みやすい具体的な内容ばかりといえるでしょう。自己のキャリア形成に悩む、すべての人におすすめです。
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年収が上がる転職 下がる転職

この本は現役転職アドバイザーが、転職に失敗しない考え方を伝授する内容です。累計で5,000人以上のビジネスパーソンから相談を受け、キャリアアドバイスや、企業経営のサポートに携わる著者ならではの知恵が詰まった一冊でしょう。

現代は価値観が多様化し、それに合わせて働き方の多様化も進んでいます。その中で、転職は有効でポジティブな自己表現の手段として認められつつあります。会社勤めの人の約半数が、現在の職場では理想の働き方ができないと考え、転職したけれど失敗だったと感じる層も4人に1人の割合です。しかも、転職者の6割は転職前よりも年収が下がっています。

本書はどうやって自分の市場価値を見極め、それを高めることができるかなどを学べる一冊です。またどのように働くかに加えて、どのように生きるかに紐づけた転職活動の方法を教えてくれます。30代で初めての転職活動に臨む人や、転職について検討し始めた人におすすめの本です。
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35歳からの「人生を変える」転職

この本は35歳以上のミドルエイジの人たちが、転職に成功するために知っておくべきノウハウを教えています。著者はこれまで多くの人材の転職をサポートし、現在は企業の採用支援サポートや人材戦略コンサルティングに携わっているので、机上の空論ではない実践的な知恵が学べます。

以前は転職35歳限界説がありました。しかし、社会構造や価値観、働き方の変化や景気拡大を背景に、転職市場にも変化が出ています。人材不足を訴える業界や業種が増えて、それに呼応するように中高年でも好条件の転職に成功する人が増加傾向です。

とはいえ、中高年でもよい仕事に就ける人と、書類選考や面接をクリアできない人がいますよね。その違いは何かについて、掘り下げて解説されています。もちろん35歳以上の転職には、一定の厳しさがあるのも事実といえます。だからこそ企業のニーズを汲んで、自分のキャリアやスキルのどの部分をどのように戦略的にアピールするかが転職成功の鍵です

そのための視点やスタンス、テクニック、意識、情報を学べる貴重な一冊といえるでしょう。ずばり35歳以上で転職を考えている人におすすめです。
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未来に先回りする思考法

この本は文字通り未来についてどのように考え、答えを見つけるべきかがわかりやすく解説しています。どんな環境にあっても未来を冷静に見通せる、普遍的な思考体系が学べる内容です。著者は日本を代表する実業家のひとりであり、「日本を突破する100人」や「日本を救う起業家ベスト10」に選出されています。

インターネットの普及で社会が変化するスピードは加速し、未来予測が困難な時代です。そんな中で未来を見通せる人と見誤ってしまう人の違いは、思考法にあると著者は説いています。社会の底流のメカニズムをつかみ、個人の重大な意思決定に役立てるための考え方を教えてくれるでしょう。転職ビジョンを考える中で、先のことが読めずに悩んでいる人にぜひおすすめします。
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40代の転職志望者におすすめの本

続いて、40代の転職志望者にとって心強いメンターのように勇気づけてくれるおすすめ本を3冊紹介します。

  • 40代でシフトする働き方の極意
  • 40歳からの「転職格差」 まだ間に合う人、もう手遅れな人
  • 40歳からのサバイバル転職成功術 〜決まる人と決まらない人との差はココにある!

それぞれの主な内容に触れていきましょう。

40代でシフトする働き方の極意

この本には40代の転職について、深い考え方に根ざしたアドバイスが書かれています。

著者は外務省主任分析官時代に国策捜査によって不本意に職を離れるも、その後の作家としてのエネルギッシュな活動と作品のクオリティの高さが評価され、今や「知の巨人」と称される佐藤優氏です。この本のキャッチコピー「仕事人生の後半戦は捨てる力が左右する」に凝縮された佐藤流哲学には学ぶべきものがたくさんあります。

とりわけ、40代で訪れるキャリアのつまずきを逆に利用しようという考え方や、追い込まれたほうがむしろ後半生にプラスになるという価値観は、40代の人にとって重い意味を持つでしょう。40代で仕事に関して不如意な状態で苦しんでいる人にとって、ぜひおすすめしたい一冊です。
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40歳からの「転職格差」 まだ間に合う人、もう手遅れな人

この本では、著者のミドルエイジに特化した転職コンサルタントの経験を通しての転職の成功例と失敗例を紹介します。それに加えて読み応えがあるのは、40代の転職志望者が知っておくべきノウハウの徹底的な解説です。

深刻な人材不足が叫ばれる中で、40〜50代の転職者が増えています。その実情は悲喜こもごもといえる状態です。楽観的に転職したはいいが不本意な結果に陥る人や、思い切って異業界や異業種に転職したおかげでキャリアアップする人もいるでしょう。 実例から真摯に学び、40代の転職志望者が知っておくべきノウハウを理解することで、不本意な転職を避け、キャリアアップできる可能性が高まるでしょう。

あらゆる年齢の人が転職をする、一億総転職時代ともいわれる時代に生きるミドルエイジのビジネスパーソンにおすすめです。
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40歳からのサバイバル転職成功術 〜決まる人と決まらない人との差はココにある!

この本は激変したミドルエイジの転職市場の現実と、そこで転職を成功させるための戦略について解説しています。

リストラなどにより、良くも悪くも転職を考えなくてはならない中高年が年々増加中です。しかし、たとえ大企業にいた高学歴の人でも、スムーズに転職できるケースは多くありません。

10年で実に6,000人を超えるミドルエイジの転職志望者の相談を受け、100社を超える企業に紹介してきた人材コンサルティング企業の代表である著者が、転職が決まる人とそうでない人の違いにフォーカスして解説します。転職を考えるミドルエイジのビジネスパーソンはもちろん、企業の人事担当者や経営者にもおすすめの1冊です。
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転職での自己ブランディングに役立つ本

続いては、転職活動で武器となる「自己ブランディング」に役立つ本を3冊紹介します。

  • 「あなた」という商品を高く売る方法―キャリア戦略をマーケティングから考える
  • 「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方
  • ブランディング転職術(「自分」というオンリーワンの商品を高く売ろう!)

それぞれの本の内容に、詳しく触れていきましょう。

「あなた」という商品を高く売る方法―キャリア戦略をマーケティングから考える

この本は「あなた」を商品になぞらえて、マーケティング目線からより高く販売する方法を解説しています。転職活動に取り組む以前では、自分自身の市場価値について考えたことがない人も多いでしょう。しかし、自分の市場価値を常に高める努力をしなければ、社会の中で仕事はあったとしても活躍することは困難です。自分の価値を常に認識し、さらにそれを高め続けることがキャリア形成を後押ししてくれます。

本書で得られる具体的な知恵はすべて、どうすれば自分の市場価値を高められるのかに収斂されるのです。一例を挙げると、ブルーオーシャン戦略などのユニークかつ有効なものもあります。これは、競合が多いレッドオーシャンのカテゴリーではなく、ニッチなニーズと自分のスキルを紐づけることで相対的自分の市場価値を高める考え方です。

この本は、転職を考えているどのような人材が読んでも、有益な情報にあふれています。特にキャリアビジョンがまだおぼろげな人は、この本を読み込んで自分の市場価値を意識すれば、ビジョンを鮮明にしていくのに役立つでしょう。
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「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方

この本は市場の人材ニーズに左右されずに、自分独自の価値を構築する方法を解説しています。著者はPwCやアクセンチュアなどの名だたる外資系コンサルティングファームで人事コンサルタントをこなしてきた「人材の目利き」ともいうべき人です。

その豊富な経験を通して、「いつでも転職できる」という武器を磨いておけば仕事はより楽しくなり、企業の器や時代の流れに左右されず、自分らしく活躍できるようになることを説いています。転職を視野に入れる人はもちろん、今すぐ転職するつもりはない人も、自分のキャリアを振り返って見つめ直すために読んでおく価値がある一冊です。
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ブランディング転職術

この本では、誰もが転職を迫られる時代を生き抜くための手法として「キャリア・ブランディング」を解説しています。著者のコンサルティング受講者の大半が、短期間で転職に成功している事実の裏付けとなる戦略が学べるでしょう。

一般的にはエリートと呼ばれる人でも、数十社に応募してもひとつも内定がもらえずに苦戦を強いられることがあるでしょう。本書では、例えばあなた自身をブランディングできる、応募書類の書き方などが詳細に解説されます。転職市場は売り手市場だといわれており、有効求人倍率などが好調である一方で、メガバンクや大手企業で人員削減が次々と行われるなどの「終身雇用」の実質的崩壊が始まっています。これまで同じ企業で勤めてこられた人も、すでに転職を経験した人も、定年まで今の職場で継続して働ける保証はありません。

企業組織から外に出ることが珍しくない現代では、自分で自分のポジショニングを確立する必要があります。人材の流動性が高まる時代において、あなたを知らない第三者に、いかに自分の人材価値を評価してもらえるかが生命線になります。本書なら、あなたを最も高く売り込む方法を詳しく学べるでしょう。転職活動にあたって今一度自分のブランディングをしようと考える人に、ぜひおすすめです。
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転職活動のマニュアル本

最後に、転職活動の心構えや具体的なテクニック、注意点、NG項目などを学ぶための、転職活動のマニュアル本からおすすめを3冊紹介します。

  • 採用側のホンネを見抜く 超転職術
  • 絶対にやってはいけない!! NG転職活動
  • 全図解・最新版 退職・転職成功マニュアル

個別に概要を見ていきましょう。

採用側のホンネを見抜く 超転職術

この本では採用側の本音を候補者が知って、ニーズに合致する人材と評価されるためのノウハウを教えています。著者はもともと大手転職エージェントでキャリアアドバイザーとして、多数の転職志望者をサポートしてきた経歴を持つ人です。採用担当者とのやり取りも多く、企業側の本音を理解する立場の経験が最大限に活かされた一冊でしょう。

本書では特に、あなたがこれまで蓄積してきた仕事力を分析する方法と、求人企業の採用担当者があなたにどんなことを求めているのかというふたつの課題にフォーカスされています。採用担当者が何を求めているのかを察知すれば、面接での受け答えに心の余裕が生まれ、それが良好な評価につながるでしょう。また、あなたのこれまでの仕事で培ってきたスキルを分析し、より効果的にアピールする手法も学べます。転職活動に対して、とりわけ面接に対して不安感を抱く人にはぜひ読んで頂きたい本です。
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絶対にやってはいけない!! NG転職活動

この本は転職活動のNGポイントを徹底的に解説し、転職成功を勝ち取るためのノウハウが語られます。著者は20年間人事に携わり、10,000人を超える候補者を面接した経験を持つ人です。

採用担当者の視点から、転職活動におけるNG要素を懇切丁寧に解説しています。2次面接や最終面接に進めない原因や、面接そのものが苦手で苦しんでいる原因の多くは、採用担当者の視点を理解していないことだというのが著者の主張です。内定がもらえない人の中にも、優秀な人は大勢います。転職活動は熱意さえあればうまくいくものではなく、冷静な戦略が必要です。採用担当者の視点の理解から始まり、NG要素とやるべきことを把握することが重要となります。

本書は履歴書と職務経歴書、そして面接で採用担当者から受ける評価を下げてしまうNG要素を解説するとともに、改善方法も詳しく紹介された一冊です。また、転職活動の心構えや書類送付の仕方なども解説されています。面接に苦手意識がある人や、なかなか内定がもらえず悩んでいる人におすすめです。
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<全図解・最新版> 退職・転職成功マニュアル

この本はここで紹介した他の本と、少々趣きが異なります。社会保険労務士の著者による、転職者・退職者の手続き関係やお金周りのことに特化した解説本です。例えば転職は決まって退職するにあたっての保険の手続きなどについて、痒い所に手が届く様に非常に詳しく解説されています。

転職や退職は、人生の中でそうそうあることではないので、手続きに慣れている人は稀でしょう。だから、知らないことがたくさんあって当然ですよね。保険や年金、税金の手続きなどを始め、失業給付が受け取れるのかどうかの線引きなど、知っていなければ損をするかもしれない情報が詰まっています。転職が決まって、離職のためのさまざまな手続きを控えている人におすすめです。
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まとめ

転職志望者にとって転職本は、上手に選べば切実に知りたい内容を学べます。自分で気づかなかった面をアピールできるなど、転職に役立つ可能性が大いにあるでしょう。

今回紹介した、合計17冊の本はおすすめばかりです。もちろんそれが有益である度合いは読む人がどういう環境にあり、どういう状況を抱えているかで異なります。ここで紹介した本のアウトラインから興味を惹くものがあれば、レビューなどもご覧いただき、自分にとって価値がありそうならぜひ読んでみてください。これらの本をうまく活用して、転職活動を成功させましょう。

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