転職の魅力はやっぱり「年収」!転職時の交渉のポイントは?

35ish 〜多国籍企業キャリアの分岐点〜

バイリンガルの転職で、最も気になるのは「年収」です。

一般的に「バイリンガルの年収は平均の1.5倍~2倍」と言いますが…実際どのあたりで落ち着くかは未知数です。

そのため、転職をお考えの方は、常に「年収」が頭についているかと思います。今回は、そんな方を対象に、「年収交渉」のポイントをご紹介。

希望通りにいかないなら、自分の手で希望水準に引き上げることも。
個人で交渉できればいいですが、実際は自分で年収の交渉をするのはとてもハードルが高いでしょう。
年収の交渉は原則転職エージェントに任せた方が無難ですが、個人で交渉する場合のポイントも含めてみていきましょう。

ポイント1:交渉を持ち出す「時」はいつ?

交渉事は常にタイミングが命です。

タイミングは交渉案件によって異なりますが…年収交渉にチャレンジする時は、「面接中」を狙いましょう。

仮に内定後に交渉を持ち出すと、相手は「それは条件と違う」と戸惑いを感じるものです。また、契約書にサインしてからでは「もう遅い」と却下されかねません。

繰り返しになりますが、交渉事は早すぎても遅すぎてもいけません。理想的なタイミングとしては、お互いの「お見合い中」である、面接中がベストでしょう。

ポイント2:メールはNG!直接言おう

年収交渉の方法としては、メールではなく「直接言う」ことが大切です。

交渉は相手との反応を伺いながら進めるもの。表情が見えないメールでは、「YESかNOか」を予測することができません。

日本人は「話せない英語」が多い人種。バイリンガルレベルの人材は非常に少なく、企業としてはあなたに強い魅力を感じています。

言い出しにくいお気持ちは理解できますが、自信を持って交渉を進めましょう。過大な要求出ない限り、少なくとも交渉のテーブルには乗ってくれるハズです。

ポイント3:欲張りすぎない

交渉事に欲張りすぎは禁物です。

バイリンガルは非常に貴重な人材ですが、「相場をかけ離れた要求」は通りません。

「年収900万円のラインは絶対に譲れません」

このような「妥協知らず」のスタンスを貫くと…最悪の場合、内定するはずの求人も通らず、選考漏れとなってしまう可能性も。「年収交渉にしくじった」では、目も当てることができません。

米国大統領トランプ氏の外交スタンスは、「最初に大きな要求を突きつけ、次第に妥協点を探る」と言われています。

そうは言っても冒頭で触れたように、個人で条件の交渉するのは非常に難しい場合が多いです。
だからこそ転職エージェントの出番です。企業のことを熟知し、候補者を気に入っているかどうかも含め、どこで交渉すべきかどうか的確に判断してくれます。
利用できることは都合のいいように利用するスタンスでいいと思います。
言いたいことははっきり伝えて有意義な転職活動にしてくださいね。

Talisman編集部

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