総合人材サービスのタリスマン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:盛内文雄、以下「当社」)は、自社で運営するキャリア情報メディア「35ish」及びSNSを通じ転職活動の各段階における悩み調査を実施し、その結果をレポートとして発表いたしました。
調査の結果、転職の理由となる、「現在の仕事に対しての不満や課題」、20代から30代後半では「キャリアの成長が見込めない」ことが転職の理由になりやすく、40代以降は労働環境や給与面が理由になりやすい、など各世代で傾向が異なる結果となりました。
調査結果概要
- 20~30代の転職検討理由は「現職でのキャリアの成長が見込めない」の比率が高く、30代以降では「人間関係の問題」の比率も高まる
- 転職活動を始める際、20代は面接対策にもっとも不安を感じていて、40代以降は「新しい職場への適応」や「自分の市場価値が分からない」に不安を感じている
- 面接段階における転職サポートとして面接対策セミナーや模擬面接といったサービスのニーズが高かった
- 転職活動全般で感じる不安や悩みを外国人の回答(英語版への回答結果)に絞ると、VISAサポートやリロケーションサービスへのニーズが高かった
現在の仕事に対してどのような不満や課題を感じていますか?
- 転職を検討している20代から30代の多くは「キャリアの成長が見込めない」を現職に対する不満や課題として回答した
- 30代後半以降から「人間関係の問題」が現職の不満や課題として台頭してきている傾向
転職活動を始める際に、最も不安に感じることは何ですか?
- 20代が転職活動で最も不安を感じているのが「面接対策」で、顕著な結果となった。面接回数自体が少なく、不慣れな側面を表わしているものと考えられる
- 30代後半以降から「新しい職場への適応」、「自分の市場価値がわからない」と回答する比率が増加。年齢が進むにつれ、転職活動のプロセスよりも自身のキャリアに不安を感じる部分が多くなると考えられる
面接の準備としてどのようなサポートが欲しいですか?
- 「面接対策セミナー」や「模擬面接」といった具体的で踏み込んだサポートは、20代~30代にかけて高いニーズがあると考えられる
転職活動において、サポートが必要だと感じる点は何ですか?(外国人の回答)
- 外国人が日本における転職活動をする際、VISAやリロケーションに関するサポートを望む声が一定数あり、外国人採用をする企業側としてもこのようなニーズに応える体制があると応募されやすくなる可能性がある
- 【調査方法】キャリア情報メディア「35ish」ユーザー及びSNS等を通じたインターネット調査
※回答者の内訳:35ishユーザー70名/SNS等55名 - 【調査時期】2024年10月9日~2025年1月23日
- 【有効回答数】125人
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