皆さんに「エンジニア」と聞くと、まずどんなイメージが湧きますか?という質問に対して、
- エンジニアって理系の仕事でしょ・・・
- すごく難しそう・・・
- 残業が多いでしょ・・・
とマイナスなイメージを持たれる方が非常に多いです。
では、エンジニア職は本当にマイナスイメージ通りなのでしょうか。
答えは「NO!」です。
実は、未経験で文系出身の人や、時間に制限がある人でも多く活躍しています!
最近では、小学校や中学校でもプログラミングの授業があるため、エンジニア職は注目されている職業ですよね。
そこで、今回は文系出身者でもエンジニアとして活躍する方法をご紹介します。
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目次:
- 文系出身者がエンジニアに向いている理由。
- 文系出身者が就職活動や転職活動で成功をする方法。
- まとめ
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最近では、小学校や中学校でもプログラミングの授業があるため、エンジニア職は注目されている職業ですよね。
では、文系で未経験の方はどうやってエンジニアになったのか、方法をご紹介します。
1.文系出身者がエンジニアに向いている理由。
確かに文系出身者が初めからプログラマーに挑戦するのは難しいですが、実は周りの人と
コミュニケーションをとりながら仕事を進めるエンジニア職には、文系出身者が有利だったりします。
理系出身者は研究や卒論などに時間を取られてしまい、学生時代にアルバイトやサークル・部活など外で活躍をすることが少ないと言われています。
しかし、文系出身者は、アルバイトやサークル・部活、就職活動時には長期インターンなど職業体験ができます。
そうすることで企業で働くイメージが付き、場合によってはそこで身につけた知識を副業として活かす人もいます。
外でさまざまな人とかかわりを持つことで、自分を売込む力(営業力)が身につきます。
より良い環境や条件で活躍をするためには、たとえ十分な実力が伴っていなくても、自分をよりよく見せるために
「質問に対して結論から話し、目を見てハキハキと受け答えをする」など、言葉や態度で表現をする力は文系出身者のほうがたけているのではないでしょうか。
また近年、キャリア意識が高い方が多く、一つの会社で定年まで働くことを考える方はほとんどいません。
よほど高い技術力を持つエンジニアではあれば給与アップは望めますが、ほとんどの方は一定額まで上がったら並行になってしまいます。
そこで、外部の勉強会に参加をしたり、コミュニティーを活用して情報収集をすることで、自分の市場価値を認識します。
世の中の動きや他社の動向など情報収集をすることで、どのようにすれば自分の市場価値が上がるかが見えてくるため、コンサルティング会社や商社、外資企業などで経験を積み、語学力も身につけながらエンジニアとしてキャリアを積む方が多いです。
そうすることで、自分の市場価値が上がり、年収も1,000万を超えどこの企業からも求められるような優秀なエンジニアになった方もたくさんいます!!
2.文系出身者がエンジニアへの転職活動を成功させる方法。
まず皆さんは就職活動や転職活動を行うとき何から始めますか?
- 求人媒体に登録をする
- 就職室やハローワークに行って相談をする
- 自分の軸(将来何がやりたいか自分の得意不得意分野など)を考える
など
どれも正解ですし、同時に行ってください!
今は情報が溢れており、いろんな就職活動の方法があります。
文系出身者が初めからエンジニアを目指すには大きなハードルだと思いますし、プログラミング知識がないため不利になります。
そこで、ここでは私のおすすめの対策方法をいくつかお伝えさせていただきます。
(1)オンラインスクール
コースを選ぶことができ、比較的少ない費用と少ない時間で自分のペースで学習ができるため、手軽にプログラミンを学ぶことができるため非常に人気です。
ですが、SkypeやTV電話やチャットなどを使って勉強をするため、少しばかり継続力と忍耐力が必要です。
また、聞きたいときにすぐ回答が出ないこともあるため、飽き性の人には少し難易度が高いかもしれませんね。
必ず目的を明確にし、目標を決め、根気よく続けましょう。
(2)スクール
スクールはお金も時間も必要なため、オンラインスクールより高度なプログラミングを身につけることができます。
ネット検索をすると有償・無償のプログラミングスクールなどたくさんありますが、
それぞれメリット・デメリットがあるので、必ず詳細を確認することをお勧めします!
どちらを選択したとしても費用と時間はかかるため、「少しプログラミングに興味がある」というくらいの方であれば、
まずは無料サービスを使って独学してみるのもありかもしれません。
(3)転職エージェント
就職・転職活動探しで鉄板のエージェントを利用する方法もあります。
登録をすると無料で求人情報の提供や面接日時の調整、採用条件の取りまとめ、入社日の調整などをしてくれます。
最近では、転職希望者に専任のキャリアコンサルタントがアドバイスを行い、自分の客観的価値を知ることができます。その他にも履歴書の書き方、面接対策、内定獲得時の年収交渉もしてくれるなど、メリットがたくさんあります。
しかし、稀に適正のない企業を紹介される、雇用形態が派遣社員だった。など、デメリットもあります。
必ず自分に合った転職エージェントを選び、エージェントに全てお任せをするのではなく、自分でも確認をすることが大事です。
またエージェントにもいくつかのタイプがあります。
総合転職エージェントと特化型転職エージェントです。
- 総合転職エージェントは業界や職種に関係なく幅広い可能性で会社紹介をしてくれます。
- 特化型転職エージェントは、拘った業界や職種に絞り、希望の情報のみを提供してくれます。
ですので、外資系企業や、エンジニア職の人は特化型転職エージェントをお勧めします。
3.まとめ
どの学部出身かであるかはあまり重要な論点ではありません。
どの企業の人事に実情を聞いても大体は「専攻に関係なく、自社とマッチした技術力のある人が欲しい」と返ってきます。
文系出身の方はキャリア意識がしっかりしている人が多い一方で、ギリギリまで何の情報収集も準備もしない人も一定層いるのが現実です。
エンジニアとしては、英会話の能力も十分利用できます。
せっかく高い技術を身につけて外資系企業からスカウトが来ても、英会話ができずに落とされたら勿体無いですよね。
エンジニアを目指す文系出身の方は、自分の利点を探した上で、就職活動や転職で自分を売込んで行きましょう。