採用したいと思わせる!エンジニア自己PRの例文

「エンジニア職に応募したいけれど、自己PR文の書き方が分からない」
「採用される自己PR文を作って、転職をスムーズに進めたい」
とお悩みの方へ。

転職では、意欲をアピールする方法として自己PRが欠かせません。効果的な自己PRが書ければ書類で有利となり、面接へ進みやすくなります。

この記事では、エンジニア職で自己PRを作成するポイント、シーン別の例文についてご紹介します。

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エンジニアの自己PR作成時のポイント

エンジニア職に応募する際、「自己PRはどうやって書こう?」と悩む人は多いものです。職務経歴書で欠かせない自己PR文には、担当者に「面接してみたい!」と思わせるポイントがあります。

要点をまとめてPRしよう

自己PR文を書くときは、読みやすさ・簡潔さを意識することがポイントです。経験スキルや持っている資格などは、箇条書きを織り交ぜて見やすさを意識しましょう。

自己PRが苦手な人ほど長い文章を書きがちですが、要点を得ない文章は採用担当者もわかりづらく、悪い印象を与えかねません。

まずは今まで積み重ねた実績や経験を棚卸して自分の強みを明確にしたら、それらを盛り込んだ簡潔な文章を考えます。

担当者は「入社後にどう企業に貢献してくれるのか?」という点に興味を持っています。「○○のプロジェクトを頑張ってきました」「明るい性格です」など抽象的な自己アピールは要点を得ず、書類で落とされやすくなります。

経験業務は詳細な数字を意識する

採用担当者に響く自己PR文を書くには、具体的な数字を入れると効果的です。

「インフラエンジニアとして、開発プロジェクトに4年関わってきました」「プロジェクトリーダーとして5人のメンバーの管理・育成を行っていました」など詳細にアピールすることで、採用担当者もあなたの経験やスキルをイメージしやすくなります。

さらに関わった業務やプロジェクトで成果が出たことがあれば、しっかり自己PR文に盛り込みましょう。

「情報共有ツールの導入を提案し、納期を2週間短縮することに成功しました」「業務の見直しを行った結果、ミスが30%減りました」などと数字を交えて書くことで、より信ぴょう性が増していきます。

求める人物像を理解する

エンジニア職を募集している企業や部署には、「こんな人を採用したい」という人物像が存在します。自分が企業の求める人物像に近いことをアピールできれば、採用担当者もあなたに会ってみたいと思うものです。

企業が求める人物像例としては、以下のものがあります。

・社内の変化に対応できるよう、柔軟性がある人
・自ら学んで行動できる、積極性がある人
・複数のエンジニアがチームとなりプロジェクトを進めるため、協調性を大事にする人
・経験豊富なエンジニアとして、即戦力になってくれる人

まずは自己分析をしっかり行った上で、企業の求める人物像に当てはまる部分をしっかりアピールします。

「現職でも仕様や納期変更に柔軟に対応しています」「常に向上心を持ち、昨年は○○という資格を取得しました」など、具体的なエピソードを交えて自己PR文を作成していきましょう。

エンジニアの自己PR例文

いざ自己PRを書こうと思っても、「エンジニアとしてどう自己PRすればいいんだろう?」と悩んでしまいますよね。今回は3つのシーン別で自己PRの例文をご紹介します。

自己PR例文①エンジニア未経験の場合

「前職ではITメーカーの営業職として2年務めておりました。10社以上もの企業を担当しており、中には専門的な質問を受けることもあります。そのため自ら○○という資格を取得してITの知見を深め、お客様との信頼関係を築きました。

その結果前年比で130%の売上アップに貢献でき、上司からもお褒めの言葉をいただきました。未経験ではありますが、前職で学んだ資格や経験を活かして一刻も早く即戦力となるよう、自主的に学びながら貢献したいと思っています。」

エンジニア職未経験であっても、前職や学生時代の経験で自己アピールできるポイントはあります。向上心があることをアピールして、学ぶ姿勢を強調しましょう。

自己PR例文②技術力をアピールしたい場合

「前職ではインフラエンジニアとして、主に○○や△△という言語による開発プロジェクトに5年関わりました。4年目からプロジェクトリーダーとなり、3人のエンジニアの育成も行っております。

お客様からクレームを頂くこともあり、営業とお客様先に同行してヒアリングを行ったこともありました。改善点を洗い出して2カ月でシステムの改善を行い、次年度の契約更新に貢献できました。

技術はもちろんですが、クライアントとの折衝能力やプロジェクトリーダーの経験を活かし、御社に貢献していきたいと思っています。」

エンジニアとして経験があるなら、具体的な技術や開発年数を数字でアピールしましょう。お客様との折衝経験があれば、それもアピールとして使えます。

自己PR例文③転職回数の多さをカバーしたい場合

「これまで転職回数が4回と多いですが、すべてキャリアアップを目指した上での結果です。最初は営業職としてITメーカーに入社しましたが、エンジニア職への憧れを捨てきれず転職しました。

3次請けからスタートして、2次請け、元請けまでをエンジニアとして経験させていただき、上流から下流までの工程を理解している点が私の強みです。これからもエンジニアとして経験を積み、IT化を進める御社の発展に貢献したいと思っています。」

日本でもキャリアアップを目的とした転職は受け入れられるようになりました。転職回数が多いと退職理由や経験業務は必ず聞かれるため、自己アピールとして先に伝えるのも効果的です。

面接での自己PRの伝え方

書類による自己PRが通ったら、次はいよいよ面接です。面接官は、実際にあなたに会うことで人柄や雰囲気をチェックしています。

面接官に「書類では良い人材だと思ったのに、実際に会ったらイマイチだった」とがっかりされないよう、面接でのポイントをしっかり押さえておきましょう。

受け答えは明るくハキハキと

書類の後に面接を行う理由は、担当者が「実際に会って人柄を見てみたい」「もっとあなたの話を聞いてみたい」と興味を持ったからです。そのため、明るくハキハキと話して、雰囲気の良さや話しやすさをアピールすることがポイントとなります。

面接官に「では、自己PRをお願いします」といわれると、緊張してしまうものです。しかしせっかくの自己PRをモゴモゴと自信なさげに言ってしまうと、仕事に対する意欲まで疑われてしまいます。

あなたの経験やスキルは書類ですでにチェックされています。そのうえで面接に進めたのですから、自信を持って話しましょう。

ダラダラ話さないよう意識する

面接官が嫌うポイントの1つに、「話が長い」「ダラダラ話す」という特徴があります。面接中は回答に困ることもありますが、結論から述べて簡潔に話すことを心がけましょう。

面接時間は限られていますし、面接官は他の仕事もあります。ダラダラと話してしまうと面接官も疲れますし、「相手の立場を考えない」「要点をまとめられない」と減点対象になりかねません。

だからといって、暗記した内容を棒読みで話すのも良くないのです。しっかりと面接官の目を見て“会話”を意識して、信頼感を持ってもらいましょう。

まとめ

エンジニア職での転職を考える人に向けて、自己PR文の作成ポイントや例文をご紹介しました。

自己PRはその人の経験やスキルによってポイントが変わるので、作成する前に経験やスキルの洗い出しが大事です。未経験の人でもアピールできるポイントは必ずあるので、今回ご紹介したようにこれまでに経験を振り返ってみましょう。

転職には自己PRが欠かせません。面接官に「採用したい!」と思ってもらえる自己PR文で、ぜひ新しい仕事を掴んでください。

Talisman編集部

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