職務経歴書は手書きよりパソコンで!作成するための9つのコツ

職務経歴書は手書きよりパソコンで!作成するための9つのコツ

職務経歴書の作成は、手書きとパソコンどちらがいいのか悩む人が多いですよね。基本的に、職務経歴書の形式は自由です。応募先企業で指定がない限り、手書きでもパソコン作成でも問題ありません。

しかし一般的には、レイアウトがきれいで、字も見やすいパソコンでの作成が主流です。
この記事では、職務経歴書をパソコンで作成した方が良い理由や作成するときのポイントについて解説しています。
さらに職務経歴書のテンプレートも取り上げているので、迷ったらぜひこちらのテンプレートを使用しましょう。

それでは今回は、職務経歴書をパソコンで作成すべき理由と、作成するポイントについてお伝えします。

職務経歴書は手書きよりもPC作成が一般的

職務経歴書の作成は、手書きよりもパソコンで作成するケースが一般的です。

実際の採用現場でも、パソコンでの作成で問題ないとする風潮が強いです。転職サービス「doda」を運営しているパーソルキャリア株式会社が、企業の採用担当者を対象に調査した「採用に関するアンケート」結果をご紹介します。

この調査では、採用担当者103人に、職務経歴書の作成方法について「手書きとパソコン作成のどちらが良いか」と質問したところ、もっとも多かった回答は「どちらともいえない、どちらでもかまわない」の46.6%、続いて多かった回答は「パソコンで作成したほうが良い」の17.5%、さらに「どちらかというとパソコンで作成したほうが良い」と回答した人は、11.6%という結果になりました。

つまり、パソコンでの作成で問題ないとする採用担当者は、全体の7割以上の結果になりました
回答理由には、内容を重視しているため、作成方法はどちらでも良いという意見が多いようです。
パソコン作成を好む採用者の意見の多くは、「見やすい」や「パソコンスキルが分かる」などが多いです。

一方「手書きのほうが良い」は14.6%、「どちらかというと手書きのほうが良い」は9.7%。
手書きを好む人は、24.3%存在しますが、そのほとんどの理由が「自筆の文字は、人柄を表す」や「文字が見たい」というもの。
パソコン作成に関するネガティブな意見は見受けられず、むしろ歓迎されていると考えてよいでしょう。
そのため、人事担当者からも好まれ、作成もしやすいパソコンで作成する方が無難です。

職務経歴書をパソコンで作成した方が良い理由

なぜパソコンで作成した方がよいのでしょうか。
ここでは、パソコンで作成した方が良い理由について3つご紹介していきます。

文字が見やすい

パソコンで作成した方が良い理由のひとつに、見やすさがあります。
手書きでは、文字大きさや行間などにバラツキが出やすく、読みにくいと感じることも。
しかし、手書きと異なりパソコンでは、文字の大きさやフォント、行間などの見た目をきれいに整えることが可能です。
字を書くのが苦手な人でも、見やすくきれいな文字で文章を作成できるため、心配ありません。

さらにWordには、校正ツールが搭載されており、誤字脱字のチェックもクリック一つで可能。
インターネットで校正ツールを探す手間がかかりません。

修正が容易

文章の修正が簡単におこなえるのも大きなメリットです。

手書きの場合、修正テープを使用しているとマイナスイメージになることもあり、最初から書き直すケースも多いでしょう。
パソコンであれば、修正したい箇所だけ削除や追加すれば良いので、手間がかかりません。

数枚作成でも時間がかからない

パソコン作成であれば、複数枚の作成が簡単にできます。
転職活動では、複数社へ同時に応募することも多く、職務経歴書が複数必要になることも多いです。
パソコン作成であれば、テンプレートの一部を修正することで、簡単に複数枚の職務経歴書が作成できます。

つまり一から作成する手間が省けるため、作成時間の短縮が可能です。

職務経歴書のテンプレート

とはいえ、職務経歴書をいざ作ろうとなると、どう作れば良いのか迷いますよね。そこで職務経歴書のテンプレートを取り上げて解説しましょう。なお、今回は職務経歴書のテンプレートについて「編年体式・逆編年体式・キャリアアップ式」の3種類をご紹介していきます。

編年体式

編年体式は、職務経歴書で見かける一般的な形式です。
これまでの経歴を時系列にそって紹介していくため、習熟度や昇進など、これまでの成長が分かりやすいのがメリット。

編年体のイメージ

[wpdm_package id=’2481′]

逆編年体式

逆編年体式は、直近の経歴から過去へさかのぼる形式です。
直近の経歴が一番上になるため、前職をアピールしたいときに効果的です。

逆編年体のイメージ

[wpdm_package id=’2482′]

キャリア式

携わった分野やプロジェクトごとにまとめる形式です。転職回数が多い人の場合、キャリアごとにまとめられるため、転職回数が目立ちにくいでしょう。
時系列が分かりにくいため、併記すると見やすくなります。

[wpdm_package id=’2484′]

職務経歴書を作成する際のポイント

職務経歴書を作成する場合は、見やすいかどうかに注意しましょう。
余計な余白や改行などがないかチェックし、レイアウトが崩れていないか確認することが重要です。

複数の応募先企業へ職務経歴書を提出する場合、使いまわしていることが分かるとマイナス評価につながります。
応募先の企業に合わせて自己アピールやスキルなど、重点を置くポイントを変えると良いです。
どの部分の内容を濃くするのか、薄くするのか、応募先企業の求める人物像に合わせましょう。

パソコンがない場合の職務経歴書作成方法

パソコンを持っていない人や苦手な人は、スマートフォンのアプリから作成することも可能です。

たとえば、「レジュメ」という無料アプリでは、既存の項目に従って情報や文章を入力していくだけで、職務経歴書が完成します。
アプリで作成したデータをPDFに変換すれば、コンビニでの印刷も可能。
しかしアプリでは、すでにデザインが決まっているため、自由にレイアウトできません。
自由なレイアウトで職務経歴書を作成したい人には、向いていないでしょう。

またパソコンを所有していない場合、パソコンが使える場所で職務経歴書を作成する方法もあります。
たとえば、図書館やネットカフェ、ハローワークなどです。
使用料金は、それぞれの施設や店舗で異なるため、一度問い合わせるとよいでしょう。

また応募先企業で作成方法の指定がなければ、手書きでの作成も可能です。

まとめ

職務経歴書は、手書きよりもパソコンでの作成が主流です。
パソコン作成には、レイアウトが整えやすかったり修正が容易にできたりと、さまざまなメリットがあります
職務経歴書の形式は、基本的には自由ですが、応募先企業で指定があればその方法に従いましょう。

職務経歴書は作成方法よりも、応募先企業へ効果的に自分をアピールすることが重要なポイントです。
職務経歴書を読んだ採用担当者が、会ってみたいと思うような内容が理想です。

職務経歴書の書き方や内容について迷ったら転職エージェントに相談してみましょう。応募先の企業ごとに、アピールすべきポイントや経歴の書き方など、細かく提案してくれます。

タリスマンでは、すべての転職者に手厚いサポートを実施。
専門の担当者が、履歴書や職務経歴書をしっかりチェックしアドバイスします。
これから転職を検討している人は、ぜひタリスマンへご相談ください。

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