IT業界の2020年は、コロナ禍の影響を受けて業績が微減しつつも約18兆円規模を保ちました。2021年は再び拡大モードに入り、人材不足と好況の両面から人材確保の競争激化で、IT業界はかつてないほどの有効求人倍率です。
今回の記事では、転職志望者にとって売り手市場であるIT業界の、職種別の平均年収事情や企業別の社員の平均年収ランキングTOP30を紹介します。IT業界への転職に興味があるみなさんは、転職ビジョンを描く参考にしてください。
目次
IT業界の概況
IT業界の国内市場規模はコロナ禍の2020年においても、17兆8991億円(前年比2.2%減)の実績を上げ、2021年の予想は2.7%増の18兆3772億円と見積もられています。
一方、業績が拡大するゆえの課題である人材の確保は競争が激化し、IT業界の有効求人倍率は全体の平均値の3倍レベルという、かつてないほどの高まりを見せています。
近年のIT業界を取り巻く環境とコロナの影響
最近では、多くの企業がそれぞれ抱える事情や課題に即した需要が生まれ、IT関連の市場は活性化しています。
コロナ禍が発生し始めた当初は、経済の停滞が起こったために一時的に需要は縮小しました。しかしその後のウィズコロナの対応において、各企業がインターネットとデジタル技術を活用した対応を必要としています。例えばテレワークはもとより営業部門を含むさまざまな業務のオンライン化による通信インフラの増強、クラウド移行やサブスクリプション化があります。
それによって、IT業界にコロナ対策関連の新たな市場が広がり始め、それは今後も拡大すると見られています。
IT業界の職種ごとの年収事情
IT業界の職種別の年収事情についても、見ておきましょう。この業界は技術職であるエンジニアの比率が多いですが、営業や顧客サポートなどのフロントオフィスとバックオフィスもすべて含めて、平均年収が高い順に並べると以下のとおりです。
- ITコンサルタント/928.5万円
- プロジェクトマネージャー/891.5万円
- Webプロデューサー・ディレクター/792.9万円
- 営業・マーケティング/783.3万円
- ITアーキテクト(基板設計担当)/778.2万円
- ITスペシャリスト(DB・NW・セキュリティ等)/758.2万円
- Web関連営業・マーケティング/682.1万円
- IT講師・インストラクター/651.0万円
- IT運用・管理(顧客向け情報システム/608.6万円
- 顧客向け情報システムの開発・実装(SE・PG)/593.7万円
- 顧客向け情報システムの保守・サポート/592.2万円
- Webエンジニア・プログラマー/592.2万円
- ソフトウェア製品の開発・実装(SE・PG)/568.5万円
- Webデザイナー・コンテンツクリエイター/411.0万円
- Web関連顧客サポート・ヘルプデスク/309.0万円
これを見るとわかるとおり、技術者として高い収入を得るためには、2つのパターンが見られます。
1つめはITアーキククトやデータベースの、ネットワーク、セキュリティなどの専門性が高いスキルレベルを身につけている場合です。2つめはエンジニアとしてのスキルに、マネジメントやマーケティング、Webプロデュースなどの関連するビジネススキルも身につけている場合となります。
IT業界を目指し、かつ高額収入をねらうためにはITの知見だけでなく、関連するビジネスの知見をしっかり身につけるのが賢明でしょう。
IT業界年収ランキング30〜21位
ここからはIT業界の企業別での、社員の平均年収ランキングTOP30を、10社ごとに3段階に分けて、企業プロフィールも添えて紹介します。
ただしこのランキングは、上場企業のIR(Investor Relations)情報を基に作成したものです。非上場企業は含まれていませんので、ご了承ください。まず第30位から第21位までを紹介します。
※凡例 順位:社名/平均年収(平均年齢)<上場市場・業種>
第30位:株式会社構造計画研究所/866万円(41.3歳)
<東証JASDAQスタンダード|情報・通信>
日本初の大学発ベンチャー企業で、国内の構造設計事務所として長い歴史を持っています。創設者服部正氏は1960年に渡米してコンピューターの重要性を認識し、帰国するや通産省に申請して当時最新鋭のIBM1620を導入しました。
コンピュータユーザーの先駆けとしてメーカーのOS開発を支援し、エンジニアリング向けソフトウェア開発を開始します。2000年代に入ると高層および特殊形状建築の構造設計を事業の軸にし、2002年の六本木ヒルズ計画に参画しました。近年は、国内および海外のベンチャー企業とのタイアップによる新規事業を積極的に展開しています。
第29位:株式会社東芝/867万円(44.8 歳)
<東証1部|電気機器>
東芝は製品製造からITサービスに至るまで、多種多様な子会社や関連会社を持つ東芝グループの中核となる巨大企業です。
その事業従来の家電製品や通信端末、PCなど消費者向け製品から、企業間取引による電子部品や原子炉、軍事機器、鉄道車両などの重工業分野に事業の軸をシフトしており、日立製作所や三菱電機と合わせて「大手重電3社」と呼ばれています。
第28位:都築電気株式会社/881万円(44.0歳)
<東証1部|情報・通信>
都築電気株式会社はメーカー(富士通)系システムインテグレーターです。情報機器やネットワーク製品、通信回線サービスを扱います。ソフトウェア部門では人事給与システムや会計システム、CADシステムやe-Learning、電子カルテ、各種サポートサービスなどを幅広く取り扱っています。
第27位:プレイド/887万円(33.0歳)
<東証マザーズ|情報・通信>
2020年12月に東京証券取引所マザーズへ新規上場したばかりのプレイドは、インターネットに欠けているユーザーデータを蓄積して提供し、情報価値を最大化するサービスを標榜しています。
具体的にはネット上のさまざまなサイトの情報を解析し、リアルタイムに可視化するサービスなどを提供しています。
第26位:JBCCホールディングス株式会社/894万円(46.4歳)
<東証1部|情報・通信>
JBCCホールディングス株式会社は、企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるための基幹システムの刷新をサポートする企業です。クライアント企業の環境に合わせたクラウドおよびセキュリティ、データ連携などのITサービスを提案します。
第25位:伊藤忠テクノソリューションズ株式会社/896万円(40.6歳)
<東証1部|情報・通信>
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社は伊藤忠商事グループの主要子会社で、システムインテグレーター(SIer )です。コンピュータやアプリケーション、ネットワークに関連するコンサルティングからシステム開発、保守運用および管理、アウトソーシングなどを包括してサポートします。
第24位:株式会社日立製作所/902万円(42.3歳)
<東証1部|電気機器>
株式会社日立製作所は日立グループの中核企業で、世界有数の総合電機メーカーです。グローバル展開にて製造および販売拠点を広げゆく多国籍企業でもあり、収益の約半分は海外からもたらされているほどです。
第23位:サクサホールディングス株式会社/913万円(52.0歳)
<東証1部|電気機器>
サクサホールディングス株式会社は企業のためのさまざまなシステムを開発・販売する企業です。例えば、入退場車両ナンバー管理システムや中堅・中小企業のテレワークをサポートできるリモートルーターを扱っています。他にも、脈波測定・解析技術の応用による脈波センサ搭載マウスなどのユニークな製品を開発しています。
同額21位:トレンドマイクロ株式会社/921万円(38.8歳)
<東証1部|情報・通信>
トレンドマイクロ株式会社は、コンピュータやインターネットのセキュリティ関連製品を開発および販売する企業です。主力の総合セキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター」は有名で、国内シェアは首位を保っています。創業の地はアメリカですが本社は現在、日本の東京にあります。
同額21位:株式会社オービック/921万円(36.5歳)
<東証1部|情報・通信>
株式会社オービックは、独立系システムインテグレーターです。主力製品は統合業務ソフトウェア「OBIC7」シリーズで、企業の会計や人事給与システム、販売管理や生産管理などの各セクションの業務を横断するソフトウェアです。
IT業界年収ランキング20〜11位
次に、IT業界の企業別平均年収ランキングTOP30の中の、第20位から第11位までを紹介します。
第20位:日本電信電話株式会社/922万円(41.1歳)
<東証1部|情報・通信>
日本電信電話株式会社はNTTグループの持株会社です。企業グループとしてのNTTは移動体通信事業および有線通信事業や情報システム・情報処理事業、インターネット関連事業などの情報通信関係がメインです。最近は電力エネルギー事業や都市開発、また国外のマーケットに進出して情報システム構築事業などにも力を入れています。
第19位:KDDI株式会社/930万円(42.8歳)
<東証1部|情報・通信>
KDDI株式会社は、携帯電話事業を中心としつつ、多種多様な関連事業を手掛ける大手電気通信事業者です。1953年に旧・電電公社から国際通信網整備のために分離・設立された旧ケイディディが前身企業で、事実上はNTTの兄弟企業です。
そういう経緯があるので、国内外で通信ケーブルおよび海底ケーブル、衛星通信などのNTTに肉迫するインフラ資産を擁しています。
第18位:任天堂株式会社/935万円(39.2歳)
<東証1部|その他製品>
任天堂株式会社は、主としてコンピュータゲームや玩具の開発から製造、販売までを行う企業です。1889年創業の老舗企業で花札やトランプは創業当時から現在まで製造、販売を継続しています。
1970年代後期に家庭用ならびに業務用のコンピュータゲーム機の開発を手がけ始め、「スーパーマリオブラザーズ」の世界的ヒット以来、ゲーム機およびゲームソフト開発会社として広く認知されるようになりました。
第17位:ヤマハ株式会社/948万円(44.3歳)
<東証1部|その他製品>
ヤマハ株式会社は、楽器や音響機器からスポーツ用品、自動車部品、半導体ネットワーク機器まで多角的に開発・製造発売を手がけるメーカーです。主力のピアノ生産台数において1969年に世界一となり、現在でも販売額ベースで世界首位を維持しています。
第16位:株式会社バルクホールディングス/955万円(47.4歳)
<名証セントレックス|サービス業>
株式会社バルクホールディングスは、セキュリティ事業およびマーケティング事業をメインで展開する企業です。
セキュリティ事業としてはサイバーセキュリティトレーニングサービス、脆弱性診断サービスなどのサイバーセキュリティソリューションを提供しています。マーケティング事業の内容は、新製品等開発のためのユーザーニーズやブランドイメージ、顧客満足度やCM浸透度などの調査と分析サービスの提供です。インターネットやインタビュー、街頭および訪問面接調査などの各種手法によるオーダーメイド型の調査分析サービスでクライアントのニーズに応えています。
15位:リクルートホールディングス/964万円(37.5歳)
<東証1部 / サービス業>
株式会社リクルートホールディングスはリクルートグループの持株会社で、人材派遣や求人広告や、ITソリューション、販売促進などのサービスを手掛けています。海外売上高比率が40%以上を超えるグローバルな企業です。事業としてはHRテクノロジー、人材派遣、メディア&ソリューションの3つの軸ごとに統括会社を設置した経営体制を取っています。
第14位:Kudan株式会社/974万円(36.8歳)
<東証マザーズ|情報・通信>
Kudan株式会社は2011年にイギリスで創業され、2014年に日本で法人として設立された企業で、カメラ向けの人工知覚アルゴリズムの研究開発に取り組んでいます。事業領域はAR(拡張現実)やVR(仮想現実)の応用領域、ロボティクスやIoTの領域、自動車や地図向けの応用領域の3つの領域を主軸に顧客層を広げてきました。
また、AP(人工知覚)の基幹技術SLAM、ALAM、VIO、SfMに加え、AIやIoTとの技術統合を見据えた機械知覚や深層知覚、知覚ニューラルネットワークに関する研究開発を進めています。
第13位:株式会社プラネット/977万円(45.1歳)
<東証JASDAQスタンダード|サービス業>
株式会社プラネットは小売業や飲食業の店舗を対象にDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するサポートを提供する企業です。他に手がけているのは、BPOサービス事業としてシステム運用代行や運用・開発要員の派遣、ヘルプデスク業務の代行などです。
また、データセンターの運営やITインフラの診断や構築支援、情報システムの設計から開発・運用などのシステムインテグレーター的なコンサルティング業務などにも携わっています。今後は、卸売業と小売業をつなぐEDIサービスの展開を視野に入れています。
第12位:三菱総合研究所/1,009万円(42.0歳)
<東証1部|情報・通信>
株式会社三菱総合研究所は、シンクタンクとシステムインテグレーターの2つの領域で事業展開をしています。前者は政策や事業に関する調査研究やコンサルティングを行います。後者はソフトウェア開発から保守運用、情報処理アウトソーシングサービスなどです。この第12位から、社員の平均年収が1,000万円を超え始めます。
第11位:株式会社ベイカレント・コンサルティング/1,031万円(32.6歳)
<東証1部 / サービス業>
株式会社ベイカレント・コンサルティングは企業の経営戦略や業務改善をITの導入によって解決するIT系コンサルティングファームです。あらゆる業界、あらゆる企業の経営課題を解決するための戦略立案から業務改革、実行までの一連のプロセスを包括的にサポートします。
IT業界年収ランキング10〜1位
最後に、IT業界の企業別平均年収ランキングTOP30の中の、第10位から第1位を紹介します。
第10位:株式会社電通国際情報サービス/1,047万円(41.0歳)
<東証1部|情報・通信>
株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID)は、電通グループの一員でシステムインテグレーターです。メインとする事業は業務プロセスの改革やITの活用に関するコンサルティングサービスやソフトウェア製品の販売およびサポート、受託システム開発、運用保守サービス、アウトソーシング、情報機器販売などです。事業領域は金融ソリューション、ビジネスソリューション、製造ソリューション、コミュニケーションITの4つとなります。
第9位:ソニーグループ株式会社/1,057万円(42.4歳)
<東証1部|電気機器>
ソニーグループ株式会社はソニーグループを統括する事業持株会社で、主力はゲームやネットワークサービスのエレクトロニクス分野とAV機器分野で、他には映画と音楽の分野にも注力しています。また、生命保険業や損害保険業、銀行業、不動産業、電気通信事業、放送業など多様な子会社を有しています。
第8位:日本オラクル株式会社/1,069万円(43.2歳)
<東証1部|情報・通信>
日本オラクル株式会社は、アメリカのオラクルコーポレーションが1985年に設立した日本法人です。情報システム構築のためのクラウドサービスやソフトウェア・ハードウェア製品、コンサルティングサービス、教育事業などを展開しています。データベース「Oracle Database」が主力製品です。ソフトウェア企業やハードウェア企業のM&Aによって、製品のバリエーションを拡充しています。
第7位:Zホールディングス株式会社/1,105万円(41.6歳)
<東証1部|情報・通信>
Zホールディングス株式会社はポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営している企業です。1996年のサービス開始以来、広告事業やネットオークション事業、ブロードバンド事業やECサイト事業など、IT関連の事業カテゴリーを拡大してきました。ソフトバンクグループの一員で、子会社としてはアスクルやIDCフロンティア、一休、GYAO、カービューなどがあります。
第6位:株式会社ジャストシステム/1,145万円(39.0歳)
<東証1部|情報・通信>
株式会社ジャストシステムは、一太郎や花子、ATOKなどのソフトウェアを開発・販売しているソフトウェア開発企業です。創業時点から官公庁や教育施設に強みを持っていました。ホームページ・ビルダーは日本IBMより取得しています。最近では通信教育事業にフォーカスしており、「スマイルゼミ」(小中学生向けサービス)が好調です。
第5位:株式会社シグマクシス・ホールディングス/1,152万円(37.1歳)
<東証1部 / サービス業>
株式会社シグマクシス・ホールディングスは三菱商事系のコンサルティングファームとして、経営戦略立案や業務改善、そのためのシステム構築と運用を包括的にサポートします。2021年4月に伊藤忠商事株式会社との資本・業務提携を開始しました。多様な事業や投資先、そして海外コネクションを持つ伊藤忠商事とそのグループ企業とのコラボレーションを通じて互いの強みを発揮しています。
第4位:株式会社アイ・アールジャパンホールディングス/1,225万円(41.1歳)
<東証1部 / サービス業>
株式会社アイ・アールジャパンホールディングスはBCG出身の鶴野史朗氏が、1984年に創業し、これを寺下史郎氏がマネジメント・バイアウトして2015年に設立した企業です。ビジネスコンサルティング事業を手掛けるとともに、日本政府から委託を受け、国外投資ファンドの動向調査なども請け負っています。
第3位:株式会社野村総合研究所/1,235万円(40.4歳)
<東証1部|情報・通信>
株式会社野村総合研究所は野村グループ系の企業で、シンクタンクでありコンサルティングファームやシステムインテグレーターでもあります。NRI、野村総研などの略称で呼ばれる事が多いです。流通業界および金融業界に強みがあり、事業領域は公共分野にも拡大しています。
第2位:ソフトバンクグループ株式会社/1,389万円(40.0歳)
<東証1部|情報・通信>
ソフトバンクグループ株式会社ソフトバンクグループを統括する持株会社です。主要事業は、インターネット関連事業、携帯電話などの通信事業で、傘下にソフトバンクやヤフーなどがあり、プロ野球の福岡ソフトバンクホークスの親会社です。近年では海外企業のM&Aを積極的に行っており、2013年にスプリント(アメリカ携帯電話業界3位)、2016年にはARMを(英半導体設計大手)のM&Aに成功しています。
第1位:株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス/1,487万円(47.6歳)
<東証1部|情報・通信>
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスは、スクウェア・エニックスグループを統括する持株会社で、傘下にタイトーやスクウェア・エニックスなどのゲームソフトウェア会社があります。大ヒット商品である「ドラゴンクエストシリーズ」や「ファイナルファンタジーシリーズ」が主力で、ゲーム以外のコンテンツも多岐にわたり展開しています。
年収ランキングから見るIT業界の今後の展開
IT業界企業別での社員の平均年収ランキングを俯瞰してみると、ある顕著な傾向がうかがえます。それはソフトウェアメーカーやシステムインテグレーター、Webメディア関連サービスなどの業種がひしめく中で、コンサルティングやソリューションを提供する企業、もしくはそういう部門を持っている企業が4割以上を占めていることです。
そういう企業の社員の平均年収が上位であるという事実は、国内の一般企業において、コンサルティングのニーズがいかに多いかを表しています。DX(デジタルトランスフォーメーション)は進んでいるとはいえ、まだ始まって間もないものであり、これから本格的になっていきます。それを考え合わせると、IT関連のコンサルティング需要は、今後より一層増えていくのは確実です。それも膨大な数の企業がその潜在的なクライアントなので、マーケットは無尽蔵ともいえるでしょう。
IT業界は全般的に伸びると想定できる中で、クラウドやAIなどの先端技術を活用したコンサルティングサービスの領域が業界を牽引していく要素があることは間違いありません。
まとめ
IT業界は将来性と人材不足の両面から、転職した場合の年収額の充実が考えられます。より高い年収を職目指すには、職種の面ではITの知見プラス「マネジメント」「マーケティング」「Webプロデュース」などの知見を持ち合わせると有利です。
企業タイプでは、クラウドやAIを駆使したコンサルティングを提供する企業を選ぶと高い年収が得られる可能性があります。IT業界への転職を検討しているみなさんは、ここで紹介した情報も参考に、転職ビジョンを描いてください。