エンジニアってどんな仕事?仕事内容や適性を分かりやすく解説

「将来はエンジニアとして働きたい…」、でもエンジニアってどんな仕事なの?こんな疑問を持っている方も多いようです。実際、エンジニアと言っても業種や分野によって働き方は異なります。この記事では、あなたの理想像を明確にするため、エンジニアの仕事内容について、分かりやすく説明します。

エンジニアの仕事内容とは?

IT・機械・電気など、工学分野を取り扱うのがエンジニアの仕事

エンジニアの仕事内容を端的に表現すると「工学(エンジニアリング)分野における専門家」となります。つまり、各業界でシステム開発や機器設計などを取り扱う高度な知識を持つ技術者の「総合的な名称」が「エンジニア」なのです。
工学分野にはITや自動車業界、機械、電気、医療などがあり、「将来はエンジニアになりたい」と思っていても、どの分野に進むかによって学校や就職先が異なります。自分のビジョンを明確にするためにもエンジニアの仕事内容をしっかりと把握しておきましょう。

エンジニアの中でもITエンジニアがおすすめ その理由は?

経済産業省の「平成 30 年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備」によると、
2030年までIT人材の需要は増加すると見込まれており、少子高齢化社会に突入する日本においては今後も売り手市場が続きそうです。実際、高度なIT人材を必要としている企業は多く、エンジニアへの転職希望者も増加傾向にあります。
需要が高いということは将来的な安定も見込めるということ。エンジニア職が注目されているのも納得できます。本稿では、エンジニアの中でも注目度の高いITエンジニアの仕事内容を特集します。

ITエンジニアの仕事内容を詳しく解説

ITエンジニアの仕事は分業制になっており、各分野のスペシャリストが高度で複雑な仕事をこなしています。なりたい自分に近づくためには、それぞれの仕事内容を把握することが必要です。各エンジニアたちの仕事がどのように違うのか詳しくみていきましょう。

システムエンジニア(SE)はシステム開発のスペシャリスト

システムエンジニア(SE)はクライアントからのヒアリングに基づいた最適なシステムを提案し、要件定義書の作成やプログラムの基本設計などシステム開発における上流工程を取りまとめます。
予算の関係でクライアントの要望すべてを実現できない場合もありますが、その場合は優先度合いの高いシステムから運用を始め、順次システムを追加していくなど臨機応変な対応力が必要です。

システムエンジニアとプログラマーの違いは?

システムエンジニアが手掛けたシステム設計に基づいてプログラミングを行うのがプログラマーです。システムエンジニアもプログラミングを行ないますが、基礎的な内容を書きこみ、実装部分はプログラマーに委ねます。
システムを円滑に運用するためのコード選択やバグの修正など、より専門性の高い分野でプログラムを書きこんでいくのがプログラマーの仕事です。

ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアの仕事は3つに分類できます。
• 設計
• 構築
• 監視と運用
それぞれの内容を解説します。

ネットワーク設計

ネットワークエンジニアはネットワーク設計に必要なセキュリティ対策やサーバー構築などを行ないます。この分野を担当するエンジニアには、各OSに関する知識やクライアントから要望を聞き出すヒアリング能力、設計スキルなどが求められます。

ネットワーク構築

ネットワークエンジニアはルータやDNS(Domain Name System)、メール設定などのネットワーク構築も担当します。無駄なく快適なネットワークを作り出すには、最新の機材やケーブリングに関する知識が欠かせません。

ネットワークの監視と運用

どれだけ丁寧にネットワークを構築しても維持管理を怠ればトラブルが発生します。定期的にシステムチェックだけでなく、トラブル対応と求められた時には夜間であっても現場に駆けつけてトラブルの切り分けを行ないます

ITエンジニアに向いている人の特性

IT業界が好きな人

好きなことであれば意欲的に勉強できますし、スキルも向上しやすくなります。パソコンの画面に向かってプログラミングをしたり、システム構築することに魅力を感じる人もいればそうでない人もいます。常に新しいことが要求される業界だからこそITに対する関心度合いは重要な適性です。

新しいことに対応できる順応性

IT業界の移り変わりは非常に早く、数年前に流行っていたものが今も通用するとは限りません。スマートフォンの普及やAI(人工知能)の開発など、数年前では想像できなかったことがビジネスに組み込まれており、この先、全く新しいIT技術が発明される可能性もあります。
ITエンジニアとして技術革新に対応していくためには、現在使用しているシステムや機器にとらわれず、新しいことに挑戦していく順応性が必要です。

ITエンジニアの仕事内容まとめ

今回はエンジニアの仕事内容について説明しました。エンジニアと言っても職種や分野によって仕事内容は異なるので自分に合った仕事を見つけるには、ITエンジニアの仕事内容を把握しておくことが必要です。
• システムエンジニア:クライアントの要望を満たすシステムを作るのが仕事
• プログラマー:システムエンジニアが設計したシステム内のプログラミングを担当
• ネットワークエンジニア:設計・構築・監視や運用などネットワークに関わる仕事
今後も成長が見込まれているIT業界。故に高度なスキルを持ち複雑な仕事をこなせるITエンジニアが必要とされています。早い段階で目標を定めて就職や転職に向けて準備を進めることで理想の自分に近づくことができます。

Talisman編集部

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