留学やバックパッカーを経験した私が人材紹介コンサルタントとして働く理由
<社員インタビュー>
こんにちは!採用担当の芳賀です。
今回はみなさんに人材紹介会社の業務をイメージしていただくため、IT業界担当コンサルタントの和久井さんにインタビューしました。
経歴を簡単に教えてください
(和久井)前職は日系のインフラ領域を強みにするSIerで働いていました。
ネットワーク機器やサーバの運用保守サービスの拡販を主にミッションとしたサービス営業職という職種でした。新しい監視やセキュリティのサービスをお客様に提案したり、社内基幹システム更新PJに部署代表として参加したり、保守契約の更新率を上げる施策など地味なものまで、色々なことをさせていただきました。
運用保守サービスの拡販というミッションを持ちつつ、色々なプロジェクトに関わることができたので、そのプロジェクトごとにどのように自分が動けばプラスに働くか、また問題解決になるかなどを考え行動する力はついたと思います。
27歳で旅に出る
(芳賀)そのあと、旅に出たんでしたっけ?
(和久井)旅に出ました、笑。
当時苦手だった英語を克服したい、という思いと旅行がめちゃめちゃ好きだということもあり、絶対いつか仕事辞めて長期で旅行に行こうと考えていました。
(芳賀)27歳くらいで旅に出るのは勇気いりませんか?
(和久井)特に日本の転職市場だと年齢と経験のバランスは重要なポイントになってしまうので、職務経歴の中で空白期間を作るのはリスクでしかありませんでした。
ただ、旅行したい(英語ももちろん学びたい)という思いを留めておくことはできず、決断しました。
まわりの方や親には留学に行くという説明で納得をしていただきましたが、自分の中では旅行がメインでした、笑。一応勉強もして、カナダのビクトリア大学で経営学の学位をとったりもしました。旅行に関しては、30ヶ国以上の国を訪問したと思います。
帰国後は最初から人材紹介をメインに探していたのですか? また、どんなポイントを重視していましたか?
(和久井)そうですね、外資系の人材紹介会社と決めていました。
私は人の話を聞くのが好きで、誰かの相談にのったりすることにやりがいを感じるタイプなのですが、キャリアカウンセラーってまさにそれができるイメージでした。
また、以下のポイントを希望していたので、自然と外資系のリクルートメント会社と考えていました。
・かなりの成果報酬型
・グローバルな環境(英語使いたい)
・スーツ通勤したくない
メジャーな外資系人材紹介会社は受けなかったのですか?
(和久井)受けていましたね、2-3社くらい。
正直どのエージェントでもやることって一緒かなと思っていましたので、どこかにご縁があればいいなと思っていました。
なぜか自信はあったので、どうせなら規模が小さいタリスマンの方が色々任せてもらえるかと思い決めました。
複数社受けた中で決め手はどこでしたか?
(和久井)あまり会社として色々と整っていなそうだなと思いましたが、逆に自由に何でもできそうな感じはあったので、そこは良いなと思いました。しかし、当然ですが結果は出していかないといけないんだろなとは入社前から感じていました。
業界未経験からの挑戦!
未経験でチャレンジする不安はありませんでしたか?
(和久井)事前にある程度調べていたのであまり不安とかはなかったですね。
人材紹介ってシンプルなビジネスモデルなんで、どのエージェントに属していようとやるべきことは一緒で、少し調べれば分かることが多くありました。人材業界でご経験が豊富な方のブログや本をチェックしたり、また人材業界で働いている知人に話を聞くなどしていたので、イメージはしやすかったです。
例えば、一人のコンサルタントが平均でどのくらい売り上げをあげないと会社を維持するのにきつい、とかどのくらい売り上げればこれくらいの給料になる、とかはだいたい把握していました。もちろん会社によって成果報酬の算出方法は違うので多少変わると思いますが。
(芳賀)なるほど!あまりそうやって考える方は少ないと思うのですが・・驚
(和久井)やっぱり人材紹介会社って競合他社も多く、なかなか持続的に成長していくのは結構大変だと思うので、仕組みをまずは知ろうと思いました。
知人で人材紹介業を一人でやっている方がいるのですが、海外に行く前に色々と話を聞いて理解を深めようとしたりはしていました。
事前にしっかり調べることは、業界や業務内容の理解を深めることができ、入社後のギャップは減らせるんじゃないかなと思いますね。
入社前後でのギャップはありましたか?
(和久井)あんまりなかったですね。もともと人材紹介エージェント=ハードワークという認識でした。ある程度ハードワークということを認識していないと、ギャップに思うかもしれません。
(芳賀)という事は、ワークライフバランスは取れないですか?
(和久井)ワークライフバランスは良い方だと思います。入社から半年程度は慣れていないこともあり、勤務時間はかなり長かったのですが、慣れていくうちに1つ1つのタスクの処理時間や、判断に要する時間を短縮することができたので、今では残業時間は月40時間程度に収まっています。
(芳賀)和久井さんは未経験からスタートされましたが、人材業界未経験はハンデになると思いますか?
(和久井)特にハンデにならないと思います。人とコミュニケーションを取り続ける仕事になるので、そういうことが苦にならなければ大丈夫です。目標から逆算して日々の必要なアクティビティやタスクを追っていくことができれば、やることはシンプルな仕事なので結果はついてくると思います。
業界の知識がない人が、その業界の専門的な話を候補者とできるようになるには、ある程度時間はかかるかもしれません。
(芳賀)和久井さんは、どうやって理解したんですか?
(和久井)ITという広い意味では前職で経験していましたが、アプリケーション側の知識は0でした。本を読んだり、分からないことが出てきた際に調べるとかそれくらいでしょうか。話の中で分からないことが出てきた場合は、社内や候補者の方、クライアントの方にその都度聞いたりしてました。
日々のITに関わるニュースなどは欠かさずチェックするようにはしてます。
(芳賀)そうですよね。毎日、知識やスキルをキャッチアップしていくことはかなり大切ですね。みなさん、誰かに言われてやっているというより、個々で自分の足りない点を気づき、補っていく努力をしていますよね!
前職の経験などで活かされているスキルはありますか?
(和久井)前職がIT企業だったこともあり、所属がITチームになったので感覚的に入りやすかったです。留学で以前よりは英語力もついたので、外国人の候補者とコミュニケーションを取る際にも役立っていると思います。
弊社社員や候補者の方にも外国籍の方は多いですが、多様な思考や文化など何でもわりと受け入れることができるタイプなので、考え方の違いなど衝撃を受けたりとかはあまりないです。柔軟に対応できる方だと当社のカルチャーにもマッチするのではないかと思います。
人材紹介コンサルタントとしてのやりがい
この仕事をしていて、何がモチベーションになっていますか?
(和久井)月並みかもしれませんが、担当した候補者やクライアントに感謝されることは非常にモチベーションになります。
候補者の方から「他のエージェントより良かった」などのお言葉をいただくことも多く、手を抜かず一生懸命やって良かったなと思う瞬間でもあります。「今までお世話になったエージェントさんで1番良かったです」と仰っていただいたこともあり、苦しい時は今までいただいた言葉の数々を思い出しながら自分を奮い立たせてます。
また、エージェントとして、自分の価値やスキルを上げることがモチベーションになっています。人材紹介ビジネスは確率論で全て話しができるので、例えばクオリティを落として、数をこなした方が売上を上げることができる場合もあるかもしれません。
売上げ目標は大事でもちろん私もそれを追うんですけど、それだけになってしまうとこの人材業界でやっていく上で、自分の価値はなくなってしまうと思っています。
ただオペレーションを回して数をこなすということにならないよう、できる限り各候補者やクライアントのニーズに応えられるよう、常に自分に何ができるか考えています。
人材紹介という領域の中で、自分が候補者やクライアントに提供できる価値や幅を広げ、なるべくいいエージェントになりたい!!と思っています。
この人材紹介コンサルタントはどういう人が合っていると思いますか?
(和久井)そうですね、営業経験者は入りやすいかなと思います。
営業で実績を出している人って、ある目的を達成するにあたりストーリーを作ってそれを実行できる人だと思います。人材紹介のコンサルタントって営業なので、もちろん経験者は結果出しやすいと思います。
他にはサービス業の人も向いていると思います。実際、弊社でも飲食業出身で活躍している人もいます。また質問力が求められる仕事でもあるので、その能力に長けている人も向いてると思います。
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