【業種別に分析】エンジニアの将来性と今後必要とされるスキルとは

【業種別に分析】エンジニアの将来性と今後必要とされるスキルとは

時代はDX(デジタルトランスフォーメーション)の真っ只中にあって、経済活動のデジタル化が加速度的に進んでいます。それを裏方として支えるITエンジニアは、どんどんニーズが増えていきました。しかもIT関連業界の慢性的な人材不足を背景に、専門性の高いエンジニアはもちろん、ミドルスキルやロースキルのエンジニア、さらに未経験でも意欲があるエンジニア予備軍も含めて人材ニーズは旺盛です。

しかしニーズがあるとはいえ、その将来性はどうなのでしょうか。そして存分に活躍するためには、一体どのようなスキルが必要とされるのでしょう。この記事ではエンジニアの将来性について、全体と業種別に深掘りします。現役エンジニアの方、およびエンジニアを目指している方は、転職を考える際に必見です。

ITエンジニアの将来性

まずはITエンジニアとは何かという定義を確認しましょう。その上で、エンジニア全体を俯瞰して将来性を考察します。

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ITエンジニアとは?

ITエンジニアとは情報技術に関わるエンジニアです。

エンジニアという言葉は技術者を意味し、ひと昔前のエンジニアはどちらかといえば自動車や工業機械、設備などのハードな分野のイメージがありました。しかしコンピューターの普及とインターネットの台頭によって、近年では「エンジニア」といえばおおむねITエンジニアを指しているくらい、イメージが変化しています。

もちろん、従来からの機械や設備などに携わるエンジニアも活躍されていますが、ここではITエンジニアにフォーカスして話を進めましょう。主としてコンピューターのシステム開発やアプリケーション開発およびその運用、そのバックグランドになるインフラやサーバー、ネットワークなどに携わる技術者の総称をITエンジニアと言います。ITエンジニアの職種は、実に20種類以上にも及びます。

では、そのITエンジニアの全般的な将来性に目を向けてみましょう。

ITエンジニア全般の将来性

経済産業省の発表によれば、2030年にはIT人材が最大で79万人不足するとされています。この数字から考えると、深刻な人材不足であることは間違いないでしょう。裏返せば、ITエンジニアという仕事の将来性は明るいと考えられます。実際に経済および社会全般への情報技術の浸透は凄まじく、ほぼすべてのビジネスにおいてIT無くしてはサービスが完結しません。また、機械学習やブロックチェーンなどの先端技術は今後本格的に普及するでしょう。

そのため、現段階においても専門性やスキルレベルが高いエンジニアはもちろん、ロースキルの業務も含めて人材の需要に供給がまったく追いついていません。現在では、未経験者でも研修制度を充実させて募集したり、40代のベテランエンジニアを従来よりも好条件で募集したり、優秀な人材が確保できるように報酬だけでなく働き方も柔軟にしたりする企業が増えています。そういう状況から考えて、エンジニア全般としては充分に将来性が期待できるといっても過言ではありません。

ここからは、想定できる将来性の違いごとにエンジニアをグループ分けして、それぞれの職種の特徴を確認した上で、将来性を見ていきましょう。

安定して需要が続きそうなエンジニア

今後も安定して人材の需要が続いていくと思われるエンジニアの種類は、以下のとおりです。

  • プログラマー
  • SE(システムエンジニア)
  • フロントエンドエンジニア
  • バックエンドエンジニア

それぞれを詳しく見ていきましょう。

プログラマー

プログラマーは、プログラミング言語を使用してコードを書き、ライブラリ、フレームワークなどを駆使してシステムやソフトウェアを実際に開発する職種です。エンジニアとしての基本職種であり、需要は安定して続くでしょう。

追い風となるのは、近年の大きな変化の1つとして従来のような大規模なウォーターフォール開発よりも、小規模なアジャイル開発が主流になってきたことです。ウォーターフォール開発は全体の設計からスケジュール通りに工程を進めていく開発手法です。「要件定義」「設計」「実装」「テスト」「運用」という各工程を順に進めて、前工程が終わるまでは後工程に進むことができません。

アジャイル開発は、実装と運用テストを短期間で繰り返し、修正や改善を加えながらプロジェクトを進めていく開発手法です。フィードバックの回数が増えるので開発者とクライアントのコミュニケーションが活発になり、品質を向上させつつ開発期間を短縮できます。つまりアジャイル開発においては、エンジニアはそれだけ多くの業務に携わることができます。今後も技術革新によって、開発のサイクルはさらに短期化していくことでしょう。

ただし、ノーコードやローコードなどのプログラミングの自動化技術やAIの進化などの影響で、求められるスキルが従来のコードを書きフレームワークを使いこなすスキルからさらに多様化する可能性はあります。
プログラマーは技術トレンドに対応して新しいスキルを身につけていくことで、短サイクルでさまざまな分野の仕事に携わることができるでしょう。そして、プログラマーはその多彩な経験をもとに、キャリアアップをする道も広がる可能性があります。

SE(システムエンジニア)

SEはシステム開発においてクライアントの要求から仕様を決定し、構造を設計する上流工程を担当するエンジニアです。担当する範囲は広く、データベースや画面、帳票、プログラムの設計など多岐にわたります。でき上がった設計書を基にしてプログラマーと協働しながら開発プロジェクトを推進していきます。

ITシステムは今や製造や流通だけでなく、金融、医療、運輸、建築などありとあらゆる業界で導入され、今後一層増えていくのは確実です。ITシステムの需要があるかぎり、SEの将来性は明るいといえるでしょう。ただし活躍の舞台が変化する兆しはあります。

これまでSIer(システムインテグレーター)によって受託開発されてきたITシステムの一部は、パッケージソフトウェアやSaaSを通じて代替可能となってきました。また、経営のスピードを最速化するために、アメリカでよく見られる事業会社がエンジニアチームを内製化した上でアジャイル開発を行うというケースが増えていくでしょう。

つまりSEのニーズはあるけれども、受託開発の規模や案件数が減少するにつれて、活躍の場がSIerからIT部門を内製化する企業に移っていくことが想定されます。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、HTML/CSSおよびJavaScriptなどを用いてアプリケーションやWebサイトのUI(ユーザーインターフェイス)を実装するエンジニアです。業務範囲はデザインのみならず、ユーザー体験やユーザビリティを考慮した開発が求められます。アプリケーション開発やWebサイトの需要に関しては、今後も拡大していくのは確実なので、フロントエンドエンジニアも将来性があります。

ただし、長期的な将来性に関しては注意点があります。それはAIやプログラミングの自動化技術の進展により、求められるスキルが変化していく可能性がある点です。将来を見据えて人材価値を高めるためには、需要が多く専門性が高い重要なスキルを身につけましょう。

たとえばSPA(Single Page Application)の構築スキルやPWA(Progressive Web App)に関する技術、BaaS(Backend as a Service)を扱うスキルやWeb Assembly を扱うスキルなどを身につけると、人材価値は高まるでしょう。

バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアは、ユーザーの目に触れることのないサーバーサイドやデータベースの処理などの、システムの根幹であるバックエンドのシステムを担うエンジニアです。

プロジェクトの上流工程からリリース後の運用まで幅広く関わるバックエンドエンジニアは、システム構築に関わるすべての領域を担当する重要な役割を担います。そのため、高い需要がある職種です。仕様書のとおりにシステムを構築するような、比較的ロースキルな業務に関しては、AIやプログラミングの自動化技術によって今後は代替されていくかもしれません。

しかし、将来において業務の一部が自動化で代替されたとしても、幅広い領域を担うバックエンド業務が不要になることはありえません。Webサービスが存在するかぎり、バックエンドエンジニアの需要もまた存在します。ただし、Web関連はIT業界の中でも特に技術革新のスピードが速い分野です。よって、人材価値を維持するためには常に技術情報をアップデートして、新しいスキルを身につけていくことは欠かせないでしょう。

変化を求められるエンジニア

ここまでは安定して需要が続きそうなエンジニアを見てきましたが、それらも手放しで安心してよいわけではありません。新しい技術の波の中で埋没しないように、常に自身の人材価値を高めるための研鑽やスキルのブラッシュアップは上記のいずれの職種にも共通しています。

さて、ここではその傾向がさらに強い、いやがうえにも変化を求められるエンジニアについて触れておきましょう。変化を求められるエンジニアの職種は、以下のとおりです。

  • インフラエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • データベースエンジニア

個別に詳しく見ていきましょう。

インフラエンジニア

ITインフラを構成するサーバーやネットワークの構築や管理、メンテナンスや監視、クライアント端末の設定などを担うのがインフラエンジニアです。システム運用に使用する機器の選定や、データセンターにおける保守業務などを担当します。障害が発生した場合などには復旧作業に当たる、重要な役割です。

一方、総務省の『令和2年版 情報通信白書』によれば、クラウドサービスを利用している企業の割合は64.7%で今後も増えると考えられます。クラウド技術の普及によって、インフラエンジニアの業務には間違いなく変化が求められます。なぜなら従来のオンプレミス型から、クラウドサービスの利用を前提としたインフラ構築の案件が増加するとか想定できるからです。

サーバーの仮想化技術やコンテナ技術、Dockerなど、インフラ基盤構築に必要な専門知識やスキルは変化しつつあります。それらの変化に柔軟に対応できる人材であれば、今後もニーズが尽きることはないでしょう。

参考:総務省|令和2年版 情報通信白書|企業におけるクラウドサービスの利用動向

ネットワークエンジニア

ネットワークシステムの設計から構築、保守運用までを担う、ネットワークに関するスペシャリストがネットワークエンジニアです。SEやプログラマーが開発系スキルを活かして、ネットワークエンジニアにキャリアチェンジするケースもあります。

現状ではネットワークにピンポイントに特化した求人は、残念ながらそれほど多くはありません。しかし、システム運用に不可欠なネットワーック関連スキルに加えて、総合的なスキルを持つネットワークエンジニアはきわめて需要が高いです。

先端分野であるIoTや5Gなどの案件需要が急速に拡大しており、これらは新たなビジネスモデルの展開に欠かせません。今後のネットワークエンジニアには、より幅広いスキルが求められるようになります。
そのため、ネットワークエンジニアはこれまで蓄積してきたスキルに加え、先端分野に対応できるスキルを継続的にアップデートしていく必要があります。

サーバーエンジニア

サーバー設計から構築、保守運用までを担うのがサーバーエンジニアです。オンプレミス型においては、クライアントの目的に見合う物理サーバーのスペックや台数などの構成を決める重要な役割を担います。
サーバーにトラブルが発生してもサービスを止めないための専門的な知見が求められます。

近年ではクラウドサービスの普及で物理サーバーの使用が減少傾向ですが、オンプレミス型からクラウドサービス活用への変化によってサーバーエンジニアが不要になるわけではありません。しかし、今後GCPやAWSなどを使ったサーバー構築に対応できることが、サーバーエンジニアの必須条件となることは確実です。

クラウド技術では、オートスケーリングなどのマンパワーで行なっていた作業を自動化する機能はありますが、サーバーエンジニア本来の業務である設計や構築は自動化できません。そのため、サーバーエンジニアとしての確かなスキルに加えて、クラウドの最新知識やサーバー仮想化技術、コンテナ技術やセキュリティに関する知見を身につけることで人材価値を維持 できるでしょう。

データベースエンジニア

データベースの設計および開発から保守運用までを担当するのが、データベースエンジニアです。企業のビッグデータの活用が大いに活発化しており、膨大なデータから必要なものを速やかに取り出すためのデータベース技術は重要です。

しかし、データベースはパッケージングされてシステムに導入しやすくなり、データベース専門のエンジニアでなくとも扱いやすくなってきました。一方で、クラウドがメインの時代となっても、システムのバックエンドに必ずデータベースが存在しています。さらにはビッグデータやAIなどの先端技術もデータベース技術が支えています。データベースだけが専門であるエンジニアの需要は今後減少する可能性はありますが、データベースとその周辺の技術に精通しているエンジニアには、高い需要が見込まれるでしょう。

成熟しつつも需要が伸びそうなエンジニア

次に、対象となる領域は市場が成熟しているものの、需要は安定して伸びそうなエンジニアについても触れておきます。職種としては以下のとおりです。

  • DevOpsエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • クラウドエンジニア

ひとつずつ見ていきましょう。

DevOpsエンジニア

開発者(Development)と運用者(Operations)が連携することで、より効率的に開発をおこなう考え方がDevOpsです。ひとりでインフラ構築から運用までを担えるエンジニアがDevOpsエンジニアと呼ばれます。具体的な業務としてはクラウドやミドルウェアなどのインフラ環境の構築と運用、チューニングやパフォーマンスの改善および監視などがあげられます。

ほかにもサービス課題の抽出やソリューション提案、スケーリングや自動化を見越した運用体制の改善など、サービス全体に影響する重要な仕事を担う機会が増えています。システムのクラウドへの移行や複雑化により専門的な分野が増えており、これらを上手に統括できるDevOpsエンジニアの人材ニーズは旺盛です。

今後、大容量のデータをスムーズに扱うためには負荷を減らすための分散処理やコンテナ技術が欠かせなくなります。用途によって最適な構成は異なるので、さまざまなOSSや最新のツールに精通したDevOpsエンジニアの需要はこれからもますます高くなるでしょう。

セキュリティエンジニア

巧妙化するサイバー攻撃や情報セキュリティインシデントから、企業の情報資産を保護する重要な担い手がセキュリティエンジニアです。

いまや経営資源は従来の「ヒト」「モノ」「カネ」に「情報」が加わっており、保護すべき価値あるリソースと認識されています。社会や経済のデジタル化が進むにつれ、機密情報や個人情報のやり取りは活発化しています。そういう背景のもと、情報セキュリティ対策の重要性は高まり、セキュリティエンジニアの需要もまた高まっているのです。

とりわけセキュリティエンジニアの活躍が期待される分野は、主に以下のとおりです。

  • ITサービス・ソフトウェア
  • 製造業(家電・機械)
  • 官公庁
  • ECサイト
  • 金融
  • フィンテック
  • 一般企業

さらにはリモートワークの重要性が増す時代なので、情報セキュリティ面で安全な環境を構築し、管理できるセキュリティエンジニアの人材ニーズは伸びるに違いありません。

クラウドエンジニア

クラウドサービスを利用したシステムの設計や構築、運用などを担当するのがクラウドエンジニアです。

近年では開発スピードの向上やコスト削減を目的に、インフラ環境をオンプレミス型からクラウドへ移行する企業が激増しています。開発プロジェクトにおいても、クラウド上にインフラ環境を構築するやり方が一般的になってきました。それに伴って、クラウドの導入や運用、および開発を推進するクラウドエンジニアの需要も高まっています。

現在、IT業界ではクラウドを基盤としたシステム構築を前提とする「クラウドファースト」の考え方に立ち、コンテナ技術などの活用による開発手法である「クラウドネイティブ」に移行する傾向が加速化しています。またリモートワーク環境の充実により、クラウドサービスの利用がさらに普及すると考えられるでしょう。どの側面から見ても、クラウドエンジニアの人材ニーズは今後も旺盛であると考えて間違いありません。

最先端技術とともに将来有望なエンジニア

さて、最後に今をときめく最先端技術とともに需要が伸びるであろうエンジニアについて触れておきましょう。
それは以下の2つの職種です。

  • AIエンジニア
  • 組み込みエンジニア

それぞれに目を向けてみましょう。

AIエンジニア

AIにさまざまなデータを与えて処理させ、AIを学習させる役割を担うのがAIエンジニアです。いわゆる機械学習をより効率的に設計することが求められており、今後あらゆる分野にAIが活用されるようになると予想されています。

実際にビジネスでは、ロボアドバイザーなどのAIが実用化されています。生活の身近な部分でも、さらにAIが浸透するのは間違いありません。そのようなAI技術の普及に伴い、AIエンジニアは日本だけでなく世界中が必要としています。

AIエンジニアにはプログラミングスキルはもとより、数学や統計学分野の知識や機械学習およびディープラーニングの分野の高度なスキルが要求されます。そのため、人材の絶対数がまだまだ少ないのが現状です。そういう背景から考えて、AIエンジニアの需要は当面の間増え続けると予想されます。

組み込みエンジニア

さまざまな製品にアプリケーションの組み込みを行うのが組み込みエンジニアです。スマホや電子レンジ、冷蔵庫やエアコンなどの電気製品や自動車などを作動させるために必要なアプリケーションを組み込むのが仕事です。

従来の組み込みエンジニアは、組み込むアプリケーションがインターネットにつながることなど考える必要がありませんでした。アプリケーションは独立して動作しており、連携を想定する範囲が限られていたのです。しかしIoTの登場でネットワークやAIに関する知見も必要になり、求められるスキルがより高度になりました。

今後もモノがインターネットに繋がっていることがデフォルトになるにつれ、組み込みエンジニアの需要も伸びていくでしょう。それに合わせて採用も変化するので、合わせてこちらの記事を見てみましょう。

将来の人材価値のために身につけたいスキル

ここではエンジニアとして将来もニーズがあるように、人材価値を落とさないために身に付けたいスキルを解説します。

ビジネススキル

ITには造詣が深くても、ビジネスについて理解が浅いとすれば、ユーザーやクライアント、マーケットが求めるサービスやソリューションを発想することは難しいでしょう。そういう意味でビジネスの基礎的な知識や経営に関するノウハウなどを、書籍やオンライン講座で学んでおくと、手持ちのITスキルが活かされることになります。

さらにITスキル+ビジネススキルがあれば、IT業界以外にもコンサルティング業界や金融業界、フィインテック業界をはじめ他業界でIT人材を求めている企業への転職ができる可能性も高まります。プロジェクトマネージャーの経験があるエンジニアなら、さらにビジネススキルを磨いて、ITコンサルタントとして独立起業することも夢ではありません。

マネジメントスキル

エンジニアとしてキャリアアップする一つの選択肢としてはマネジメント職に進むという道があります。プロジェクトマネージャーやプロダクトマネージャーになるためには、マネジメントスキルが必要です。

マネジメントの対象はスタッフだけではありません。時間や予算、リスクや調達に関するマネジメントも必要です。プロジェクトマネジメントの国際基準である知識体系PMBOKを学ぶと、プロジェクト遂行の合理的な考え方や対処法を理解できます。

英語スキル

英語スキルがあるとさまざまなメリットがあります。たとえば技術ドキュメントを英語の原文で読む方が、最新の技術情報にリアルタイムでキャッチアップできます。翻訳情報が出回るまでのタイムタグを、気にしなくてよくなるでしょう。

また、バグの解決法をネットで調べる際にも、英語で検索をかける方が日本語で調べるよりもはるかに情報量は多く、ほとんどの場合に解決法や少なくとも糸口は見つかります。英語スキルがあれば、年収が高めの外資系企業やグローバルな案件に携わることもできる大手企業への転職もしやすくなり、キャリアパスの選択肢は広がるでしょう。

キャリアに迷ったら、キャリアアドバイザーに相談しよう

エンジニアとしてのキャリアの方向性に、迷うことがあるかもしれません。そういう場合はIT業界に詳しい転職エージェントに相談するという方法が有効です。転職のスペシャリストである彼らは、IT業界の現状やトレンドを理解してキャリアアドバイスをしてくれるはずです。

自分ひとりで考えていても思いつかなかったキャリアパスを提案してくれることも充分にありえます。そしてなにより、あなたの資質と向かいたい方向性に見合う企業を探し出して、マッチングを図ってくれます。

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まとめ

エンジニアの将来性に関して、全体および個々の職種別での将来性を掘り下げて解説しました。基本的にはIT系の人材の不足が続くことは間違いなく、エンジニアの将来性は明るいといえるでしょう。

しかしながら、クラウドやAIなどの普及でIT業界全体がさまざまな変革に迫られているのも事実です。従来のやり方のままでは、ロースキル案件しか受けられなくなり、年収アップもキャリアアップも難しいでしょう。それぞれの分野にて変化に対応できるスキルを見につけ、情報を常にアップデートすることで人材価値を維持すれば、将来のキャリアパスも大きく広がるに違いありません。

Talisman編集部

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