From a Badminton Coach in Canada to an IT Recruiter in Tokyo | ITリクルーター

カナダのバドミントンコーチから東京のITリクルーターへ

By VLADYSLAV MATSEYCHUK and 伊藤亮介

 
こんにちは現在タリスマンでマーケティングインターンをしているVladです。今回はITリクルーター Edmund Ho(エドモンドさん)にインタビューを行いました。タリスマンと日本の他人材紹介企業との違い、日本とカナダの就職活動のやり方の違い、スポーツと人材紹介業界の共通点などをお聞きしました。

こんな人にオススメな記事です。
・日本でリクルーターとして成功したいと思っている人
・外国人の方で日本での働きたいと思っている人
・スポーツ経験を活かしたいと思ってい人

 

タリスマンに入社する前はどんな事をしてましたか?

私はカナダのカルガリーで生まれ育ち、昔から日本の伝統や文化に驚かされていて何回か観光で日本に来ていました。そして去年の9月から日本で働く為に生活を始めました。

 

日本での就職活動をする上でどんな困難がありましたか?そしてそれはカナダと比べてどんな違いがありましたか?

まず初めに日本の就職活動は長いし大変です!私はカナダから日本での就職先を探し始め、日本に行く前に面接のアポを取ろうと考えていました。しかし途中からは、日本に行って面接のアポを取った方が効率が良いと思い、日本に来て就職活動をスタートさせました。
約50枚の履歴書を様々な業界の企業に送り、だいたい20〜30 回ほど面接を受けました。これはカナダの就職活動と全然違ってると思います。その中でも大きく異なるのが面接のやり方ですね。日本で私が受けたほとんどの面接は、ビジネススタイルの面接で1 ~ 2時間、長い時は3時間かかる事がありました。
私はこれまで人材紹介業界での経験が無く、新しく知る事の方が多かったので日本でリクルーターになるという事自体が私にとってはチャレンジングでしたね。その中で最も大変だったのは面接です。さっきも言ったように日本での面接プロセスはカナダとはやり方が大きく違い、さらに私は日本の面接の文化や日本語でのコミュニケーションなどを勉強する必要がありとても大変でした。

 

タリスマンの面接と他の人材紹介企業の面接を比べてみて、どのような違いありましたか?

いくつかの人材紹介会社では4〜5回の面接を受ける必要があり、個人的にそれは多すぎると感じていました。しかしタリスマンの面接はそれよりも回数が少なく、他の人材紹介会社での面接とは違い一回の面接で私の事をしっかりと理解してくれようとする雰囲気を強く感じる事が出来た面接でした。このような事から私はタリスマンの面接プロセスは他人材紹介会社の面接よりも効率的だなと思いました。

 

仕事の中でどんな事に対して一番やりがいを感じますか?

私は候補者と話し、彼らとの関係性を深めていく事にやりがいを感じています。そのうちの何人かは本当に仲の良い友人になったりもしますね。
しかし残念な事に中には希望するポジションに就くことが叶わなかった候補者の方々もいるのですが、彼らはよく私に「調子はどう?」や「新しいポジションはありますか?」など連絡をくれます。このような連絡を私はとても嬉しく思っていますね。なぜなら彼らから信用されていると感じる事ができ、私はこれを原動力に彼らにより良いポジションを見つけようとさらに力を出す事が出来るからです。

 

タリスマンで働く中でどんな事を気に入っていますか?

私は多様性があり社員同士のコミュニケーションが盛んな所がタリスマンの良い所だと思います。タリスマンには様々な国の出身また経歴を持った社員が在籍しています。この多様性は社員間で良い信頼関係を作り、日々の働くエナジーにもなるとても重要な事だと思います。なのでタリスマンはよくある仕事が多忙すぎて社員間でのコミュニケーションを取る時間を作れない日本企業とは全然違いますね。さらにタリスマンのマネージャー達は私をしっかりとサポートしてくれ、私の事を信用してくれます。これらの事から私は彼らのサポートに対する感謝や信用に対する結果を出す為さらに力が出して仕事をする事が出来ています。

 

日本に来る前の経験はリクルーターとしてどのように活かされていますか?

日本に来る前に働いていたレストランの接客の仕事は一見リクルーターとは何の共通点が無いようにも思えるのですが、それらの経験は確かに今の仕事に活かされていると思います。私はいつもお店の状況をチェックしお客様の要望に最大限応えられるように、積極的にコミュニケーションを取っていました。
この経験からコミュニケーションスキルや物事を整理しながら仕事をするという現職に活かす事が出来るスキルが身につきました。
またスポーツでの経験も現職に活かされていると感じています。私が知っているアスリート達は、試合に負けた時の感情は勝った時の感情よりも強いと考えています。もちろん全ての試合に勝ち続ける事は素晴らしい事なのですが、試合に負けその試合を振り返り改善点を考える事の方が大切だと思います。つまり人材紹介業界での競合性や負けたくないという感情は私を刺激し、私が正しい方向に進む為の要素になっています。

 

これから日本で仕事を探し始める外国人に向けて何かアドバイスはありますか?

まず初めに、就職活動は長い時間を必要とするので自分でしっかりとした考え方または意志を持ち絶対に諦めないという事が重要ですね。そして1日の疲れを癒す為に自分の趣味や友人と遊ぶ時間などを作る事をオススメします。そうする事で就職活動から一旦距離を置き考えを整理し次の週もまたポジティブな気持ちで就職活動をスタートする事が出来ると思います。

 

Vlad’s Comments

インタビューを通して私はEdmundさんはしっかりと自分の目標や将来を考えているとても意欲的でポジティブな人だと思いました。さらに、アスリートの経験から学んだ勝利の定義はこの業界で成功する為には必要な事だと感じました。しかしその事よりも重要なのは、彼が多くの時間をかけてより候補者の希望に合うポジションを探すことを惜しまず、すべての候補者に対して全力を尽くしているという所です。
私はEdmundさんのように業界未経験でも自分の目標や情熱がある人にとってタリスマンは自分の力をフルで活かしリクルーターとして活躍する事が出来る会社だと思いました。

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shinya iguchi