30代は外資系企業にとって魅力的な年齢層です。
社会人としてのキャリアは元より、高い英語能力と専門性を有した年齢が30代。
将来的な成長性も高くバイタリティにも溢れているため、バイリンガルの方を中心に採用ターゲットの中心に位置しています。
そこで今回は、バイリンガルの方を中心に外資系企業が30代の方に求めている仕事やポジションを徹底解説。仕事を得るためのアピールポイントを整理しようと思います。
外資系企業が欲しがる30代の人材とは?
外資系企業において30代の人材に求めているキャリアは、同職種や関連業種での実務経験を積み、マネジメント経験を持つ人材です。
採用後も当然マネジメント職としての仕事を期待するため、これは当然の傾向にあると言えるでしょう。ただし、スペシャリストとしてのキャリアが評価された場合など、将来的な成長人材としての採用も無いワケではありません。
なお、ハイクラス採用の場合は、ライバルもマネジメント経験やMBA学位の取得者、海外駐在経験など豊富な仕事経験を持つ人材が豊富です。
仕事を得るためには、これらのライバルからふるい落とされないよう、ご自身のキャリアを整理する必要があるでしょう。
外資系企業で大切な面接のポイント
外資系企業の仕事の採用面接時は、自身をプレゼンテーションする姿勢が大切です。
多くの方は、「英語ができる」、「マネジメント経験を持つ」など自身のアピールポイントを有しています。
しかし、外資系企業ではこれらのスキルをただ羅列するだけでなく、これらをいかに論理的に訴求できるかがキーポイント。少し古い表現ですが、「セールス意識」が重要です。
なお、自己アピールに没頭するあまり周囲との協調性を欠き、チームワーク意識に欠けると誤解されてしまう方もいらっしゃいます。
外資系企業は個人を大切にしますが、チームワークを乱しかねない人材は好みません。攻撃的な人材と受け取られないよう、友好的な姿勢を保ちましょう。
スペシャリストとしての仕事経験をアピール
外資系企業は人材に対して、即戦力としての仕事の質を求めます。
例えば営業の場合、自身が取った契約の数や、担当した部署がいかに成果を挙げたかなど、聞き手が仕事ぶりをイメージしやすい情報を盛り込みます。
英語が話せるダケではNG!論理的なトークを
外資系企業は英語力に関して、TOEICなどの数字だけでは判断しません。
読み書きが得意でも会話が苦手な日本人は非常に多いため、英語での採用面接を重視します。
ただし、これについても「英語が話せるかを確かめるだけの面接」ではありません。あくまで本来の面接に求められる、論理的な思考力や会話能力も見られています。